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擇木道場

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トップ  >  3.今求められているものは何か?どうすればそれを得ることができるのか?
 いま多くの小学校で、子供が落ち着かなくて授業にならないと困り果てて居られる先生が沢山います。授業参観があると、若いお母さん方が教室の後の方で、お母さん同士話して喧しく授業にならないとこぼしている先生がおられます。実践的な「こころの教育」の欠如が長年続いて、日本の教育状況は相当重病になっているということであります。

 官吏の汚職、警察の暴力団との癒着、企業の不正隠し、政治家の私欲行為等々、それに教育委員会と上級教師のモラルの低さ、目覆おうニュースが毎日の新聞に溢れていますが、一言でいえば、自己中心の自利の貪りであります。
また、判らない事件が頻発しています。誰でも良いから殺したかった。ほんの些細なことで直ぐ切れてしまい、殺人にまで行ってしまう。自分の産んだ子供が可愛くなくて、邪魔だから虐め殺す。子殺し親殺しが何故こうも多くなったのでしょうか?

 嘗て、交通事故死が年間3万人になっていましたが、罰則強化を契機に8千人を切るようになりましたが、自殺者が3万人を超えるようになりました。着実に増えてきております。自殺まで行かないが、鬱病をはじめとする精神的不全な人々、自殺予備軍が更に膨大に増えております。

 ITを中心にした技術の発展は目まぐるしく、情報過多で、精神的ストレスを意識的に解除する手段の必要性が急速に高まっています。どう対処したらいいのか?どういう手段方法があるのか?

 明治以来日本は何を得て何を失ってきたのか?戦争で失った日本人のアイデンテイテイは、戦後60年を経てどう回復されたのか?上述の日本の精神的混迷を見るに付け、この50年100年の間違いをしっかり見極め、新しい世直しを開始しなければならない。その担い手を誰に託すのか?

 これからの世直しの頼みどころの一つは、お母さんではないだろうか?現代のお父さんは、生存競争に埋没し、また疲れ果て消耗してしまっており、世直しの必要性の認識もその力も残っていないのではないか?子供を産み、乳を与えながら自然の生命の尊厳に触れ、自分が死んだ後の子供達の幸せを願う気持ちをお母さん達は保持して頂いていると信じたい。世直しの旗手の一つは、女性とり分け母性ではないだろうか?お母さん方が、目覚め、正しい世直しの旗手になる構図をどう描くか?先ず足元から地固めをして行かねばなるまい。

 これからの世直しのもう一つの担い手は、やはり若者である。若者には、何が幹で何が枝葉なのかを見極めることのできる眼力を持って頂きたいと思います。何を継承し、何を破棄するのかの基準をしっかり持たなければならない。そのためにも先ず足元の地固めをしなければならない。
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