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擇木道場

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擇木ブログ - 201910のエントリ

客観的な世界なんてあるのかな?

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2019/10/31 13:52

客観的な世界なんてあるのかな?


風に揺れる旗を見て議論していた

旗が動いているのだ、

いや、風が動いているのだ、と。

そこに

どちらでもない

自分の心が動いているのだ、と。

その人が達磨大師の流れを継ぐ

六祖慧能だといわれている

我々は、自分が居なくても

客観的に旗が風に揺れていると思いがちだ

だが待てよ、旗には揺れているという認識はないだろう


人が揺れている旗を認識して初めて意味が出る

しかも

自分が見ようとして旗が動くのを見たのではないだろう

眼に動く旗が映じ、

それを風に揺れる旗だと認識して

初めて気づくのだ

認識している自分に


動く旗を認識したのは自分の意識ではない

自分の眼に動く旗を映じさせ

風に揺れているのだろうと思わせているのは

この自分の心や身体ではない


この不思議な力に気付くことが出発点


空気を動かし風にしているエネルギー

旗を形作り揺れているエネルギー

我々の心と身体を動かしているエネルギー


全て同じエネルギーだろう


このエネルギーが単なる塊に過ぎなかった地球に

緑を生まれさせ

生物を生まれさせ

その過程で人間が生じ

どんどん進化させている


風を起こし

旗を動かし

動く旗を認識する


全て、このエネルギーの為せる業だ

このエネルギーが宇宙を進化させているのならば

このエネルギーに任せよう


自分の外に大きな客観的な世界が存在し

後から小さな自分が生まれ

あっという間に死んでいく

そういう考えは錯覚だ


自分が認識して初めて世界は意味を持つ

ただ、自分が自発的に認識したのではない

我々の眼や心を使って認識したのも

このエネルギーなのである


この大いなるエネルギーの立場から

自分の心や身体眺めてみる

このエネルギーの流れを邪魔しないように

心や身体を使っていく


ここに創造的な人生が生まれるのだろう


日峰


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「正常化バイアス」考

カテゴリ : 
老師通信
執筆 : 
擇木道場 2019/10/30 22:33

「正常化バイアス」考

丸川春潭

正常化バイアス(Normalcy bias)と云う言葉を最近よく聞きます。

Wikipediaで調べますと、社会心理学、災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。

人間の心は、予期せぬ出来事に対して、ある程度「鈍感」にできている。

日々の生活の中で生じる予期せぬ変化や新しい事象に、心が過剰に反応して疲弊しないために必要なはたらきで、ある程度の限界までは、正常の範囲として処理する心のメカニズムが備わっていると考えられる。

台風15号、台風19号、その直後の秋の大雨で多くの方がお亡くなりになってしまいました。先ずは被災された方々にお悔やみ申し上げます。

これらの災害の中で、表題の「正常化バイアス」がしばしば使われていました。それは今までも大雨が何回もあり、警報にも何回も接してきたが特に大きな災害にならなかったので、今回も大丈夫だろうと考え、避難が遅れて大事故に遭遇してしまうということのようです。

ここでの正常化バイアスは悪い方に行ってしまった事例ですが、正常化バイアスというものは本来人間に備わっている本能であり、それ自体は悪いものでも良いものでもないものです。

こういう本能が人間に本来あると云うことを最近になってはじめて知り、そして興味を感じたので少し考えてみたいと思います。

 

「正常化バイアス」は一言で云えば、上記の定義にもありましたが、鈍感力と云っても良いのではないかと思います。

災害の時には、これが裏目に出て悪く作用するのですが、「生活の中で生じる予期せぬ変化や新しい事象に、心が過剰に反応」しないということは、特に精神的ストレスの過剰な現代においては、現代人が正常に生き延びるための必要な本能のはたらきにもなるのです。

更に小生が興味を感じたのは、人間形成や禅の悟りが、この「正常化バイアス」すなわち鈍感力と関連があるように思われるからです。

人間形成とは三昧を身に付けることでありますが、三昧が身に付けばここで云うところの鈍感力が強くなると思います。

本能として備わっている正常化バイアスが、修練によって強化されると鈍感力が段々と強くなってくるのです。そうなるとちょっとやそっとの予期せぬことが身に降りかかっても全く動揺することが無く、それを平然と受け止められるようになってくる。

なぜならば三昧が身に付いてくると云うことは、自分の中に仏がいつもしっかり生きていると云うことになるから、深い自信が揺るがないということで、外からの外乱で動揺することがなくなるのです。

こうなると鈍感力という表現ではなく不動心あるいは不動力というべきでしょう。しかも三昧が付いた不動力は、いざというときの瞬発力も同時に強化されます。

すなわち三昧が付くと云うことは、常に生き生きとした禅機(瞬発力)が横溢することになります。

本能的な正常化バイアスを基盤にして、後天的な修練により、この正常化バイアスは、不動力と瞬発力の両方を兼ね備えた人間力に発展すると考えられます。

すなわち何もないところに人間形成されるということではなく、基盤がもともとあった上に修練で人間形成が構築されるのです。

如何でしょうか? 


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第152回東京支部摂心会

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2019/10/26 13:50

第152回東京支部摂心会

結制日に台風が関東地方を直撃するという摂心会だった。

講演会は初めての方も8名参加し、合計28名の参加があった。老師の話も分かり易く、悪条件の中で開催されたが良い講演会だった。摂心会中は毎日夜座、放参日も作務をせず、たっぷり座禅ができた。天気が悪いので、作務は堂内整理、古いゴミ整理、天気が少し良い時に中庭の枝打ちと桜通りの清掃を行った。一週間を振り返って、私としては充実した摂心会だった。

10月11日

台風19号の風雨を避けるため、私は11日(金)の夕方から入山した。

道○庵老居士とともに雨戸、立て看板を撤去して道場に搬入。金曜座禅会の後、徳〇居士が入山した。台風15号の経験をもとに、自転車、バケツ、マグカップ、洗面器などの典座の外にあるものを全て道場に搬入し一輪車は中庭の納屋に移動、雨の中で敷地の片隅に置かれた廃棄物に網を掛けて固定した。夜遅く、雨が降り始め風も強くなってきた。

支部長から結制が10月13日の13:00、講演会は14:00に変更するとの連絡が午前中にあったので、そのことをHPにアップした。

風雨が酷いのは10月12日の夜中で、10月13日の9:00には台風は三陸沖に進むとの予報だったので、講演会はなんとかなりそうで安心した。

この日に宿泊したのは、翡〇禅子、徳〇居士、妙〇禅子、一般女性2名と私の6名だった。

10月12日

9:00からJRは間引き運転、13:00から完全運休する。運転再開は不明。荻窪清明庵に泊まられた老師は、英〇居士、聖〇居士に付き添われて10:30ごろ入山された。典座の雲〇居士も入山して昼食を準備していただいた。

17:00土曜夕方座禅会では、私一人で坐った。

18:00夕食会、老師も加わり8人で楽しく会食をした。少しアルコールも入って明日からの摂心会にむけて鋭気を養った。

10月13日

朝の新聞を見て大変な災害の発生を知った。阿武隈川、那珂川、千曲川がなど大きな川がいくつも決壊して、田畑は水没し床上浸水の住戸が多発。岳南支部の萬〇庵老居士のお宅が床上浸水との情報が入った。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

午後、京成線は動いていたが、JRは運休したままだった。そのため、結制茶礼は一昨日から宿泊した8名と道場近くの会員数名、矢切から京成線を利用して入山した支部長、副支部長が出席した。

講演会には私が呼びかけた3名が参加してくれた。交通不便な中で、参加してくれたことを、とても嬉しく思います。終了後に各位にフォローメールを送った。今後に繋げようと思う。

17:00ごろから常磐線沿線の方は京成線、高速バスなどを利用して入山してきた。

10月14日

雨が上がったので、午前中は谷中霊園の桜通りを清掃した。台風による桜、銀杏の落ち葉が側溝にたまっていた。座布団置き場にある備品を移動、整理した。午後は中庭の椎の木、石榴、紅葉を剪定した。古くからたまっていた道場外の燃えないゴミなどの廃棄準備をした。

10月15日

多少の雨はあったが、急遽調達したビニールカッパを着て、昨日剪定した木の枝を細分切断して廃棄準備した。副司寮の整理に着手。

10月16日 法参日。

老師がお身体を休める日。師家を含めて4名の老師方で東京上野菊物館の特別展示をご覧になった。

大衆は11:00から17:45まで、休憩を入れながら、座禅、経行を継続。夕食後も二炷香坐り、合計七炷香坐った。手ごたえのある座禅だった。

21:00銭湯に行った。その後で恒例となった餃子屋で夜食を取って帰山。

10月17日,18日

中庭の剪定枝木の廃棄準備と副司寮、二階飯台置き場の棚上の過去の会計資料を廃棄準備した。古いスチール机の解体と分割する力仕事を徳〇居士が一人で引き受けてくれた。ありがとうございます。

10月19日 円了日

従来よりも2時間ほど繰り上げて、今回は15:00で円了となった。円了垂示では「他支部からの参加も多く、それぞれ真剣に坐り参じた。近来になく良い摂心会だった。この勢いを来週からの本部摂心会に繋げよう」との老師の総括があった。私もとても良い摂心会だったと思います。摂心会はよく坐って、参禅を通して三昧力を向上するもので、会員にとってはとても大切な行事ですね。

円了懇親会は豆乳鍋、餃子など、典座の工夫が生きた料理で、楽しいひとときを過ごしました。龍泉

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擇木道場の風印です。

1025日の東京で夜一番遅い座禅会に参加しました。




 東京で夜一番遅いというだけあって、21時スタートで23時まで座禅します。

この時間だと仕事帰りでも参加しやすいのではないでしょうか。

私は4年間一度も道場に足を運ばなかった幽霊会員ですので、4年ぶりくらいに参加しました。

21時に座禅を開始して、途中で5分休憩を挟む以外はひたすら座禅します。

私は最近摂心会や通常の座禅会にも参加するようになったせいか、2時間もあっという間に感じました。

当道場は日暮里駅の近くにありますので、電車のアナウンスの音が気になる方も多いようですが、慣れてくるとそれなりに集中できてくるのか、ほとんど気にならなくなってきます。

座禅の後は懇親会がありますが、私は大変久しぶりの参加のため座禅の後にお酒を飲むものと思っていて、お酒とツマミの差し入れを持っていきました。

通常お酒を飲むのは月に一度くらいとのことですが、せっかく用意してくれたということで、参加者皆でお酒を飲みつつ歓談しました。

お酒が入ると普段はなかなか聞けないようなお話も出てきて、とても盛り上がりました。

仏教の戒律ではお酒は禁止のようですが、人と親しくなるのにお酒を飲むのはそんなに悪くない気がします。私は飲みすぎですけどね^^;

明日から本部道場で摂心会です。その前に良い骨休みができました。


合掌 風印 拝


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摂心会に参加しました

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2019/10/25 20:39

 擇木道場の風印です。

 当道場で1013日~1019日に開催された摂心会に参加しました。


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 摂心会は禅の修行の期間で、通常一週間行われます。摂心会中は座禅だけでなく、皆で作務をしたり、師家に参禅することも出来ます。集中して座禅に取り組むには最適の期間です。


 13日は当道場の師家である葆光庵老師の講演「AI時代こそ禅が生きる!」がありました。

 以下、講演の内容を記載します。


――――――――――


 先日NHKスペシャル「AIでよみがえる美空ひばり」という番組を見たのですが、AIが美空ひばりの歌声を再現して新曲を披露し(作詞、作曲は人によるものでしたが)、その曲を聴いた人たちが涙を流して感動していて、AIが芸術分野にも進出してきていることを感じました。

 ただ、やはりAIが全く人間と同じ役割を果たすには、どこか限界があるのではないかとも思います。

 今回の講演を聞いて、座禅はAIの及ばない人間の感性を目覚めさせるためにするものかもしれないと思いました。


 摂心会中は毎朝お茶会が催されますが、茶室の生け花を見て、趣のある花を生けるのも、それを趣があると感じるのも、座禅によって培われた感性によるものかもしれないと思いました。私にはさっぱり分かりませんけどね(^^;)


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 端から見ると座禅はただ座っているだけのように見えるかもしれませんが、やってみるとなかなか奥が深いものです。


 今回の摂心会では、開枕(かいちん:就寝時間のこと)の後に夜座を行いましたが、私は座禅を怠ると直ぐに気持ちが浮ついてしまうので、「しっかり座ることは大切なんだな」と改めて反省しました。


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 道場は昔の家の様な雰囲気で、まるで自分の家の様な居心地の良さを感じます。

 皆で一緒に座禅できる場があるのは有り難いです。今日も座りに行こうかな。


合掌 風印 拝


1)注2)「人工知能」(20191018 () 11:56 UTC)『ウィキペディア日本語版』。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E7%9F%A5%E8%83%BD


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台風でも座禅会

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2019/10/22 10:45

1011日(金)の青年部座禅会は、台風のため中止にする案も出ました。

しかし、いつも通り開催しました。


意外に思うかもしれませんが、台風の日にも座禅会に来る方はいらっしゃいます。

この日もわざわざ「今日の座禅会はやりますか?」と電話で確認してまで来られた方も。

また、夜遅くに擇木道場へ着いて朝一緒に座禅をした方もいらっしゃいました。


青年部主催の「東京で夜一番遅い座禅会」は夜座禅して、道場に宿泊し、朝起きたら座禅するというスケジュールです。

もちろん、宿泊するのは泊りたい方だけです。


雨音の中、座禅をするのは案外とよいもの。

夜は会員4名と常連の方3名で坐りました。

朝も二炷香ガッツリ座禅してすっきりして朝ごはんへ。


久々に擇木道場に来られた方は英語を仕事にしている方だそうです。

先週の女性部で英語が使えないと困ると実感したばかりなので、座禅終了後にお茶を飲みながら、どうしたらいいと思うか聞いてみました(その時のブログもお読みください)

その方だけでなく皆がいろいろな意見を出してくださいました!

とってもありがたいことです。


たとえば「Do this!」と言うだけで真似してもらえばよいのでは?とか。

Nipponを体験しに来ているのだから、日本語でよいのでは?などの意見も。

英語ができるようになる訳ではないですが、私にとってはとても良い案に思えます。


日本語を話さない方もドーンと来ていただきたいです!

  合掌 翡翠


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摂心会を終えて

カテゴリ : 
老師通信
執筆 : 
擇木道場 2019/10/22 0:28

摂心会を終えて

丸川春潭

 「摂心会に臨むに際して一番大切なことは何でしょうか?」の書き出しで『摂心会を直前にして』のタイトルでブログを10数日前に2回に分けて掲載しました。

 その事後はどうだったのか?についてのブログを書き残しておきたいと思います。結論から一言で云いますと、「想定以上に良い摂心会でした!」と云うことです。

 良いと云っても摂心会のことですから、楽しいとか感動的だとかが共有されるということではありませんが、人間形成の禅として参会したものが個々としてまた支部としてその実が上がったかどうかであります。

 室内での商量を中心にした師家の見方ですが、人間形成の実がしっかりあったと確認できたわけであります。東京支部の摂心会としてはこの数年の中では一番手応えのあった摂心会であったと思います。

 その根拠の最大事項は、よく座ったということです。これは結制茶礼でも言ったことなのですが、一週間かけて段々と三昧を深め、深い三昧にできるだけ長く浸り込むことが、人間形成にとっての基本です。これがしっかり出来たと感じました。決して公案の透過の尺度ではありません。

 よく座ると云うことが、ともすれば役位とか旧参の先輩が叱咤激励して長時間座禅することと受け取られやすいのですが、それでは形だけでなかなか深まりません。肝心なことは、個々人が自主的に向上心を熱くして座り込むかと云うことです。

 今回、さいたま禅会の徳隆居士とか荻窪支部の霊亀居士が自発的に夜座をやり始め、それが東京支部の個々人に飛び火したようで、一週間を通してよく座っている感触が、室内で確かなものとしてありました。

 なんといってもわれわれの人間形成には座禅が中心です。理屈抜きに如何にコミットして座禅ができるかであります。

 円了垂示でも申しましたが、摂心会に入る前から、東京支部としての求心力が徐々に醸成されてゆき、それが摂心会で形になったと思います。

 最後に、この支部としての上昇機運を日常の静座会や自宅での一日一炷香で継続発展されることを祈念してやみません。合掌


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座禅三昧 「東京支部 摂心会」

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2019/10/21 13:02
台風19号の影響を鑑みて、東京支部摂心会も事前に日程修正となりました。
予報通り首都圏の交通機関も運休、通行止め等も重なり、参集に多くの方々が難儀されました。
私も仕事で東京圏外におりました為、予定を大幅に遅れて擇木道場に到着しました。
通常路線を迂回し、混んでいる電車に乗って、文字通りふうふう言って参りました。
 
玄関正面受付で、牛に乗った童子が迎えてくれました。
「やれやれ遅かったね~、ようやく着いて良かったね」


 
こちらは、東京支部 山田妙玲禅子の作品です。
公案でも有名な「十牛図」を題材にされた作品と存じますが、勝手なファンタジーモードでほっと一息つきました。  妙翠 
 


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仏教講座中止のお知らせ

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2019/10/11 5:30

緊急連絡です。

当道場に於いて10月12日開催予定の仏教講座の中止をお報せします。

台風19号の接近により首都圏にも多大な影響が予想されます。


大変貴重な勉強の機会を心待ちにし、予定を組んで下さっていた方々には、大変心苦しいのですが、安全を第一に考えやむなく中止を決定いたしました。

何卒ご了承くださいませ。


次回の開催は、決定次第お知らせいたします。

どうぞ皆様、台風被害にあわれませんよう、

心よりお祈り申し上げます。

先ずはお報せまで。


合掌 

山田妙玲 拝


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(続)摂心会を直前にして

カテゴリ : 
老師通信
執筆 : 
擇木道場 2019/10/10 19:30

(続)摂心会を直前にして

丸川春潭

 摂心会に臨むに際して一番大切なことは何でしょうか?

 それは、一日一炷香の座禅を始める前と同じで、よしやるぞ!!という気合いです。何をやる場合もそうですが、特に自己改革としての人間形成は、アグレッシブなやる気が旺盛であることが何よりも肝要であり、これは新到者も旧参の上士も全く変わりません。同じように必要です。

 813のブログ「敷居の高さ」の中で、江戸時代までの僧堂では座禅修行に対する志の高さをこれでもかこれでもかと確かなものにさせてから始めさせていることを紹介しましたが、新到者はさておき、既に修行を始めている人は「二祖の断臂と雲門の折脚」を臆念して、摂心会に臨むべしであります。

 この前向きの気合いの根源には人それぞれですが、(1)もっと向上したいという道を求めてやまない向上心、(2)自分に対する不満、こんな自分では駄目だ!という反省心、(3)他の人の役に立ち、力になってやるために人間力を付けたいという利他心、等々いろいろあって良いと思います。昨日のブログで書きました山中教授のVvision)と同じで、このVを常に意識することが長い人生において大切であったということですが、まさに摂心会に臨むに当たって、自分なりのVを鮮明にし強く意識することが大切かと考えます。

 何故、このよしやるぞ!の気合いが大切かということを最初に掲げたかと云いますと、摂心会中の取り組み方がこれがあると真剣さを増し、人間形成の道をしっかりと進めることが出来るからです。

 次に大切なことは、やはり準備です。段取り・真剣・尻拭いの段取りであり、摂心会に臨むに当たってと云うことは、しっかり座り込んでから入山すると云うことです。かって小生が坂東支部の支部長をしていたころ(40年前)、摂心会の一週間前からは一日2炷香を申し合わせて実行していました。あと何日もありませんが、今から摂心会に向けて、まさに臨戦態勢に入る気持ちで、時間を作って座り込んで頂きたいと思います。

 最後に、大きくマクロで見て頂きたいのですが、こういう厳しい本格の修行の機会に恵まれていることは極めて有り難いこと幸運なのだと思って頂きたい。道を求めている人は世の中に大変多くの人が居られるけれども、その機縁にほとんどの人が出会えていないのです。

またこういう場があることのバックグラウンド(歴史・背景)を臆念していただきたい。直近の71年前の耕雲庵英山老師の不惜身命財をはじめとした伝法の有り難さ、そしてこの擇木道場建設にあたっての当時の支部員の大変な努力を中心にした全国の道友の拠金があったからこその擇木道場存在の有り難さを、摂心会に臨んで臆念し感謝して頂きたいと思います。(おわり)


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