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擇木ブログ - 20190105のエントリ

狛犬に想う

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2019/1/5 21:43
法照です。
 
皆様、初詣には行かれましたでしょうか?
私は買い物ついでに近所の神社へお参りしてきました。
神社と言えば、入り口に一対の狛犬が置いてありますよね?
私は狛犬を見ると「呼吸」を連想するのですが、皆様はいかがですか?
「呼吸?は?」と思った方に余計な話も入れつつ説明していきますと…
 
一対纏めて「狛犬」と呼ばれていますが、実は本当の意味で「狛犬」なのは片方だけなんです。
そっくりですが実はもう片方は「獅子」なんです。
角がなくて口を開いている方が「獅子」角があって口を閉じている方が「狛犬」なんです。
下記はお参りしてきた獅子と狛犬の写真ですが下からのアングルなので角はわかりませんが、口の違いがあるのがわかると思います。


 
口を開いている方が阿形(あぎょう)、閉じている方が吽形(うんぎょう)といって、吐く息と吸う息を表したり、阿は口を開いて最初に出す音、吽は口を閉じて出す最後の音からそれぞれ宇宙の始まりと終わりを表すといわれたりします。
阿形・吽形は狛犬だけでなく法隆寺の門の両脇に一対の金剛力士があったりしますが、これも片方は口を開き、片方は閉じています。
狛犬も仏教伝来と共に日本に入ってきたものが神社に取り入れられたものなので、仏教にとって阿吽というのは重要な意味を持ちます。
 
呼吸を表す阿形・吽形ですが、呼吸は座禅でもとても大事です。
足を組んで息を吸い、息を吐く。雑念から離れて息に集中していきます。
 
また「阿吽の呼吸」などと、2人の人物が呼吸まで合わせるように共に行動しているさまを現す言葉として使われます。
「阿」も「吽」も相手をよく見て、感じて、一体とならなければ共同して行うことはうまくいきません。
お互いが相手に合わせて息を吸い、相手に合わせて息を吐く。どちらかがいいかげんなことをしてしまえば息は合わず、バラバラとなって失敗してしまいます。
「自分、自分」でなかなか相手の事より自分の事、という世知辛い世の中ですが、なるべくたくさんの人と「阿吽の呼吸」となっていければよいな、と思います。
 
今の時代、いろいろなことで息が乱れがちですが、今年も座禅を続けて息を整えていければいいですね。
 
擇木道場では1月4日から通常通り座禅会が始まりました。
この道場は毎日座る時間がございます。
皆様も、是非、息を整えにいらしてください。
 
法照 拝

追伸
稲荷神社にも行きました。
稲荷神社は狛犬ではなくお稲荷様が一対あるのですが、こちらもやはり一方は口を開き、一方は閉じています。
 

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