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擇木道場

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擇木ブログ - 20171112のエントリ

恩は着せるものではなく着るもの

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2017/11/12 23:40
法照です。
 
私の好きな言葉で「恩は着せるものではなく着るもの」という言葉があります。
禅者なら禅語の一つも挙げるべきなのでしょうが、今回も禅語でも何でもありません。
この諺(ことわざ)、好きではあるのですが、「ちゃんと調べたことはなかったな…」と思って調べてみてびっくり。
いやいや、諺ですらありませんでした…(汗)
 
元々は、鬼平犯科帳などで有名な池波正太郎の小説から来ています。
 
 仕掛人・藤枝梅安「殺しの四人」より
 
  よくおぼえておきなさい。恩というものは他人に着せるものではない。
  自分が着るものだということを、な……
 
池波正太郎は好きなので、この本も読んでいるのですが、まったく憶えてません…
でも、いい言葉だと思うのです。
そして、実践することが難しい言葉でもあると思います。
 
この言葉には2つの面があります。
 
まず恩に着せる側
「恩着せがましい」という言葉もあるとおり、恩に着せるようなことをすれば相手に嫌がられます。
人に親切にするとき、誰かの間違いを指摘するとき等々、たとえ相手のためであっても、「やってあげる」「教えてあげる」という優越感のようなものが少しでも態度に入ると相手も敏感に感じ取るのだと思います。
やってあげるのではなく、当然のこととしてやる。教えてあげるのではなく、ただ純粋に正しいことを伝える。
なにか相手に行うことを「恩」と思って着せてはいけないという池波正太郎の想いがあるのだと思います。
「恩」を「余念」と置き換えれば、余念を交えずに何か行うというのは、禅に通じるものがあると思います。
 
次に恩に着る側
私は、恩に着せないようにするのも難しいですが、自分がきちんと相手の恩に着るのはもっと難しいと思っています。
誰かが何かを自分にしてくださった、あるいは教えてくださったとき。
自分の尊敬する人や好きな人からなにかされれば、それは素直に恩として受け取ることもできると思います。
でも、例えば「この人はイヤな人」と思っている人から恩を受けたときはどうでしょう?
素直に受け取れるでしょうか?
困惑したり、「普段イヤなことをされているんだから、これくらいで有り難いとは思えない」とつい思ってしまったりすることはないですか?
そんな、「イヤ」という感情はどこかに置いて、してもらったことを素直に恩として受け取るのは難しいと思います。
 
また、自分の尊敬する人や好きな人からなにかしてもらったときでも、「恩」と気づかないような時はないでしょうか?
入会して1年目の時だったと思いますが、ある方が道場の庭を見て、「だいぶ草が生えてきたね…、この草は我々の心を現しているんだね…」とおっしゃっられたことがあります。
鈍い私はすぐにはピンとこなかったのですが、その方はなかなか道場には来られないお忙しい方だったので、きっと「なかなか道場には来られないから自分にはできないが、できればこういうことは新しく入った者が修行として率先してやってもらいたい」というお気持ちがあったのではないかと思います。
そういうことを恩に着せないように伝えたかったのではないかと。
でも、受け取る側はうっかりするとただの雑談として聞き流してしまうかもしれません。
こういったことに気がついていけるようになることも人間形成のための一つの修行なのだと思います。
 
10月28日~11月4日まで、市川の本部道場では秋季の摂心会が開催されていて、私も1週間参加してきました。
この期間は「恩に着ること」ができるかどうか試される期間でもありました。
(まだ入会して2年程度なので、「恩に着せる」ようなことをしてしまう局面はほとんどありません)
 
人間禅の修行は座禅と参禅(禅問答)が両輪と言われていますが、座禅で深めることも参禅で得られたことも実践してこそ意味があることだと思います。
摂心会の期間は、座禅、参禅だけでなく、作務や役位などいろいろな事をする機会があって、このときは先輩方の指導を直接受けて実践することができます。
この期間、老師を始めたくさんの皆様に御指導をいただき、多くの「恩」を着させていただきました。
失敗しても寛容を持って受け止めてくださり、丁寧に御指導していただき、また自ら真剣に修行される態度からも修行者とはどうあるべきかというものを教えていただきました。
これを元に修行を進め、後に続く人たちに受け継いでいくことが恩に着るということだと思います。
 
市川の本部道場では、12月19日(火)から12月24日(日)まで、臘八摂心会という摂心会がございます。
各地から修行のために会員が集まってきます。
一般の方でも参加できますので、是非体験してみてください。
 
法照 拝
 
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玉村梨紗さんギター弾き語


玉村梨紗さんファンクラブ限定 座禅とライブとお楽しみクリスマス
11月18日(土)17時開場 17:30開演

日暮里 擇木道場(たくぼくどうじょう)
 

         
       
     
  


  
    
    
  

       
     
  

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 擇木道場では音楽をやっているアーティストとファンの方に向けて、ミニコンサートと座禅体験のコラボイベントを行っています!!

これで6回目となりますが、初回に出演して頂いた、ギター弾き語りのシンガーソングライター 玉村梨紗さんが3回目ということで来られます。この日はファンクラブ限定で、ライブだけでなく、お楽しみファン限定イベントも予定されています。ファンクラブが昼寝部なのですが、今回は夕方からのスタートなので昼寝の時間はありません()。まだファンクラブに入っていない方も、当日入会できます!!

スケジュール(途中の時間は進行の状況で前後する場合があります)
 11月18日(土) 日暮里 擇木道場

 開場   17時(座禅が初めての方はこの時間においでください)

 開催挨拶 17時30分   座禅の時間
 ライブ~ファン限定イベント 18時~

 物販とファン交流 19時30分~

参加料金 4、000円(ファンクラブへ入会の方は1,000円追加)
 
  擇木道場ホームページ http://takuboku.ningenzen.jp
  担当 人間禅 東京支部 擇木道場 緒方心印


                    
                    
                   
        
  
      
      
    
  
         
        
      
    
  
        
  
      
      
    
  
         
        
      
    
  
 


 
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