メインメニュー
ブログ カレンダー
« « 2017 12月 » »
26 27 28 29 30 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 1 2 3 4 5 6
擇木道場

〒110-0001
東京都台東区
  谷中7-10-10
TEL 03-3823-7647

当直が座禅中や作務中は、電話には出られません。このホームページからお問い合わせお願いします(回答は夜以降になります)

検索
カテゴリ一覧

擇木ブログ - 20171001のエントリ

心印です。
 
一週間の摂心会が終わり、通常の定例座禅会の日々に戻って最初の「東京で夜一番遅い座禅会」を開催しました。
 
参加者は数えていませんが20名くらいで2列いっぱいとなりました。初めての方は5名来られ、うち1名はイギリスの女性でしたが日本語が上手でした。
 
うち1名は5年ぶりの参加ということで、後でメルマガを検索してみたら2012年の登録でしたので、私が擇木道場に来たのとほぼ同じ頃でした。1回だけで来なくなった方がこうして5年も経って、また座禅をしようと思うその気持ちに心の中で合掌です。
 
座禅会後の勉強会では初めての方が多かったので、なぜ座禅の後に勉強会をするのかをお話させて頂きました。金曜夜の参加者を見ると半年以内の方と数年続いている方の2極分化になっていて、半年~1年くらい継続されている方がほとんどいないのです。
 
これは以前のブログにも書きましたが、半年やっても座禅の効果が感じられないので来なくなる、→なぜ効果がないかというと、→数息観のやり方が間違っている、→正しい座禅、数息観ができるようにと勉強会をしているのですね。

初めての時に30分ほど説明しても、。それだけではなかなか正しい座禅ができないのです。何度も通って、何度も指導を受けてちゃんと正しい姿勢、正しい数息観ができるようになるのです。


よくあるのは100まで数えなさいと言われるので、一生懸命100まで数えようとして、かえってそれにこだわってしまうパターンですが、これが雑念そのものになっているのですね。数息観は初心者のうちはなかなか100まで行けない、ちゃんと数えられるようになるまで、1年くらいはかかるものですから、最初は気にせずに息に集中するのがいいのです。
 
数えるのが目的ではなく、息に集中するために息を数えているので、それが逆転しているとこれは正しい数息観ではないのです。
 
こういう話をしたせいか、後で皆さんに話して頂いた時に、1年以上やっている方はいろいろ数息観の工夫を話されていました。云く、頭のてっぺんや身体に意識を集めて、そこで数える、100→98→97とバックしていく、などです。
 
私が話をしているところだけ抜き出してビデオに編集して、Youtubeにアップしていますが、こういうのも正しい座禅をひろめるためなのです。・・・と言いつつだんだん編集しないといけないビデオがたまっていってるので、困ったものです()


さて摂心会にお誘いする、私の経験を書いたメルマガを2回ほど発信したのですが、これにクレームのメールを頂きました。
 
======== 私が出したメルマガの一部 引用ここから
私は会社やプライベートで人間関係に問題を感じて、さらに仕事のストレスでうつ病寸前(私の仕事はシステムエンジニアです)の状態だった時に、座禅で何とかならないものかと東京中のお寺を渡り歩いて半年後、擇木道場に来て葆光庵老師にお会いして公案を授かりました。
 
この時からお寺ではだめだ、人間禅でなければならないと思ったのです。お寺もいろいろ試行錯誤はされているのですが、出家したお坊さんと、現実の社会で苦しんでいる在家の人間とは、ものすごいギャップがあって、新聞やニュースで見る情報しかないので、現代の仕事の厳しさやストレスなどお坊さんには理解できないと感じました。
 
自分の話をすると、この問題は自分に原因があることはわかっているが、それをどうしていいのかわからない、自分一人ではどうしようもないというところで、ここに何とかする道があると感じたので、参禅の修行を始めました。
======== 引用ここまで
 
こういうメルマガを送られて不快になられた気持ちもわかります。今回のメルマガよかったよーとお二人ほど褒めて頂いたので、最終日前日にもう一度送ってしまったのでよけい嫌な気持ちになったのでしょう。
 
摂心会の最終日、内部で話をしましたが、既に公案を授かって参禅されている方だとのこと。メルマガの内容を変えるなんてとんでもない、メルマガを出そうとする心印さんの気持ちを曲げちゃだめだと先達からは言って頂き、クレームで凹んでましたが助かりました。
 
これから摂心会の最後の参禅と言う時に凹むとは禅者らしくないですが、さすがに摂心会の最初と最後は必ず参禅するものなので、ほとんど公案は頭にありませんでしたが、参禅はしました。
 
最後に海香さんが「心印さんのメールで、その人の心が動いたんですよ、心を動かすことができなければ、そんな返信来ないはずですから」と言って頂けました。
 
参禅を始めて、若者が電車の中で置いた空き缶で心が動いたという話は、以前のブログにも書きましたが、そのMさんは、初関(最初の公案)を透られて、源石さんという道号を授かりました。良い方向に、また悪い方向に心が動く、参禅を始めると特にそういう心が動いたことに気づくので、その方もそうだったのかもしれません。
 
普通ならわざわざ返信せずに、メルマガを解除するでしょうから、返信されてきたということは、今後も参禅を続けようと思われているのでしょう。同じ老師なので私とは兄弟弟子だし後輩です。そこでどうするか考えたのですが、メルマガからは外させて頂いて、メルマガの内容は今まで通りとし、希望されるイベントの案内だけを転送することにしました。
 
これで参禅を続けて頂ければいいのですが・・・
 
心印 拝

 

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (226)
最新のブログ記事