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擇木道場

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当直が座禅中や作務中は、電話には出られません。このホームページからお問い合わせお願いします(回答は夜以降になります)

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擇木ブログ - 201610のエントリ

心印です。
 
昨日の「東京で夜一番遅い座禅会」に、初めての方はカロリーナさんのミートアップから3名、ホームページから2名、珍しく青年部ホームページから3名がいらっしゃいました。
 
・・・が、寒くなって、雨が降っていたせいか、2列、15名くらいでしたでしょうか? 座禅にメリットを感じている方は、雨でも、寒くても毎週来られるので、来たり、来なかったりする方は座禅にメリットを感じられていないのでしょう(仕事や用事は別にして)。
 
勉強会で「座禅の効用」を毎回読むのは、座禅のメリットを理解してほしいからですが、特に最初の「仕事にすぐ取り掛かれる」くらいなら1ヵ月くらいで感じる方もいらっしゃいます。でも、これは座禅の入り口にはなりますが、禅の魅力は言葉を越えた世界になるので、言葉で表現できない禅の世界をいかに説明するか毎回苦労しているのです。
 
自己紹介の時に常連さんのNさんが「1年経って座禅の効用に書かれていない良さがなんとなくわかってきたので、是非続けてほしい」と言われていました。
 
禅はこういうふうに表現するしかないものですが、1年で自分の言葉で言える境地まで行ったのは、ちゃんと数息観に取り組んでこられたとことを証明しています。
 
でもこの数息観がなかなかできないので、昨日の勉強会では「導入の数息観」と言うのを皆さんとやってみました。これは白隠禅師の軟酥(なんそ)の法と数息観の融合というか、慧日庵老禅子が工夫して編み出されたものです。先週、私が実修を受けたので早速やってみたものです。
 
私がナビゲートしながら数息観をやりつつ、頭のてっぺんから足の先まで意識を順番に向けていきます。これをとりあえず80までやってみました。
 
感想としては初めて80まで数えられたと言う人、一人ではとても数えられないがナビゲートしてもらえると助かると言う方、効果があるような気がすると言われる方(しめしめw)。
 
やってよかったと思います。今後もたまにやってみましょう。
 
また、ツイキャスで生放送しながらナビゲートしていたので、ツイキャスを見ていらっしゃる方からは「人間禅版マインドフルネス!!」ってコメントを頂きました。
 

マインドフルネスは講演会を聞いて、ティクナットハーン師の書かれた本を読んだだけなのでマインドフルネスにはなってないと思いますが、初めての方に説明する方法や理論、インストラクターを養成するスキルや資格の制度などがあるのは学ぶべきところが多いにあると思っています。


 


日本だけかもしれませんが、医療の治療にも取り入れられているのは、宗教色のないマインドフルネスならではでしょう。
 
感想のところや皆さんの声のところはカットしたビデオを編集したので掲載しておきます。
 

 
また「導入の数息観」をやりますので、座禅のメリットがわからないと言う方、是非おいでください。
 
心印 拝
 
 
 

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ツイキャスに来られた方の話

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/10/28 2:59

心印です。 

  

ここ2ヶ月ほど、毎晩夜22時頃からツイキャスというサイトで生放送をしています。カメラとマイクのついたパソコンか、スマホから簡単に配信できます。いつの間にかライブ回数は376回、総時間41時間、総視聴者数は486名にもなっています。 

 

ツイキャスを最初は自分が話をしたり、説明する練習になるし、座禅に来られる方が一人でも増えたらと思って始めましたが、やっているとこれは人の為ではなく、自分の為にもなっていると思うようになりました。

 

と言うのは、道場に来られる人は、少なくとも座禅をしてみようと思ったある意味、積極的な方なのです。でもツイキャスにいらっしゃるのは普通の人ですから、うつ病で療養中の方も、引きこもりで配信されている方もいるし、まず仕事や道場では出会えない人がいることに気づきました。

 

私は人間関係に悩んで座禅を始めたとよく説明していますが、座禅など思いつかないまま、悩んでいる人がたくさんいる…と言うことにあらためて気づいた・・・という感じなのです。

 

いろんな方が来られるツイキャスですが、昨日は房総道場に1年くらい通われているという方がいらっしゃいました。擇木道場にも一度来られて私の勉強会に出られたという話をされていました。 

  

座禅は仕事が行き詰っている時に房総道場のホームページを見て駆け込んだとのこと。房総道場のホームページも当時、私が作ったのでとても嬉しいお話でした。座禅が初めての方も毎週、日曜に数名はいらっしゃるそうです。 

  

座禅を1年くらいやっているそうですが最近、眠くなったりするとのことでしたので、姿勢というか坐相が正しいかをチェックすること、後は私の工夫ですが、眉間のところに意識を集中すると眠気が若干ですがとびますと言っておきました。龍泉さんも鼻の息の出入りに集中すると言われていましたので、同じような工夫ではないかと思います。 

  

擇木道場での勉強会では、語り口というか単語がよくわかったとのことでした。とてもありがたいことです。言葉では説明できない禅を、なんとか禅の効用を説明して、禅の入口までご案内するとか、そういう周辺から説明して距離をつめていこうという意識なのですが。 

  

さて明日は(もう今日だ)東京で夜一番遅い座禅会です。この前、慧日庵老禅子に習った導入の数息観をみんなでやってみようと思うので、是非おいでください。 

  

心印 拝 

  

  

アドレスはこちらhttp://twitcasting.tv/f:287487441590124

  

 

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寅さんと秋の夜(玉溪)

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座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/10/27 23:42

このところ、大学2年生の長男と「寅さん」映画を続けて5,6本見る機会があった。

長男は国文学を専攻しており、最近は私とも毎日文学の話をしている。夜ごと私の部屋にやってきては本棚を眺めて、あれやこれやと「借りていくね」と持って行く。

 

国文学はとどのつまり「日本」と「日本人」とは何か、の研究であろうと思っているので、いずれは必ず禅も知らねばなるまいと話している。双方の深みを学ぶには、私のお勧めは「平家物語」であったので、わりと古典の話をよくしていた。しかし最近は「樋口一葉」とか「幸田露伴」などもいいと言って読んでいるようだ。

大きな声を出すのを聞いたことがない静かな質なので、長くつき合うテーマはあまりややこしい純文学より、日本人の性質の美しさを味わえるものが良いなと私は思っていたので、親としては一葉や露伴に興味を持ってくれるのはうれしいかぎりだ。

 

そんな日々の中、ふとしたことで秋の夜長に「寅さん」ビデオを続けて見ることになった。

1本目。ラストでふたりとも「いいね~いいね~ニッポンってすてきだね~~」などと言い合いもらい泣き。

3本目。冒頭の「ちゃ~~~ん、ちゃらららららら~~~」が始まったところで、長男はすでに「もう泣きそう」と。そしてすっかりファンになった。

私も十数年ぶりだったが、あらためてもはや古き良き日本となった昭和を堪能した。

 

俺がいたんじゃお嫁に行けぬ わかっちゃいるんだ妹よ 

いつかおまえの喜ぶようなえらい兄貴になりたくて 

奮闘努力の甲斐もなく 今日も涙の 

今日も涙の日が落ちる 日が落ちる

 

鼻がつーーんとするのを押えながらしみじみ歌を聞いていてふと思った。

昔の日本人は、どんな人になるべきか、という姿が「えらい人」の一言ですんだのだな、と。

 

今は価値観の多様化などと言って、「理想の人」はそれぞれで一律ではない。

「えらい」とは何か、などと言い始めたらややこしくなりそうだ。

しかしかつて日本ではどんな大人がえらい人なのか、共通したものがあったのではないだろうか。

素朴な感性が、一言「えらい兄貴にできればなりたい」と言えば、当時の日本人は注釈なくそれがどんな人か理解したのだろう。

 

もちろん寅さんは妹に不憫な思いをさせないように、金持ちであることも望んだだろう。しかし究極、金があっても人情のない奴よりも、貧乏でも人情のある人を皆自然に尊敬した。自分を横においても他人様のお役に立つことに価値を置いた。

誰が見ていなくても「お天道様が見ている」「仏さまが見ている」と、何に恥じないことが大事かを知っていた。さらに言えば、時にそれができない人間の弱さや業も認めた上であったことも見逃せない点だろう。

いったん価値をお天道様や仏さまに預けると、価値は明瞭になる。

だから昔の日本人は同じような土着自然の価値観を共有していたのではないだろうか。

 

ちなみに今の子供は、廊下にゴミが落ちていると、誰かが見ているかどうか確かめてから拾うのだと聞いたことがある。誰も見ていなければ拾わないのだそうだ。きっと損だ、無益だと思うのだろう。

評価の主はお天道様や仏さまではなく、先生やクラスメートや親の線上にあるだからだ。

高度成長期から、価値が金に移行していって、お天道様も仏さまもいなくなった。

 

39作「寅次郎物語」で、死んだ仲間の少年の母親を探して、少年と和歌山吉野伊勢志摩と旅をする寅さんの消息をさくらから聞いた御前様が「自分のような者よりも、寅のような愚かな者を仏さまは愛される。」と語る場面があった。

寅さんの魅力、つまりは日本人が望郷の念で思い出す原風景の心とは、もうこれに尽きるのではないだろうか。

我は自他の区別をする分別心から発するので自分に益するものを追う。それは欲のことである。

反して菩薩は我を空じてしまったので、自分に益するものではなく他の益のために働く愚か者になる。宮沢賢治の言う「でくのぼう」である。

これをもって「浄らか」と仏教では言うのだし、最上の宝とした。「道心ある人を名づけて国宝となす。一隅を照らす、これ即ち国宝なり」と言われたのは伝教大師であった。

 

幸田露伴の職人は、いろいろ言わず愚痴愚痴悩まず、肚に収めてやるべきことを一心にやる。一葉の舞台は花街で、そこは時に人間性を失わせるところだが、苦を受け入れながらもそれぞれが静かに心を守っている。

浮世の辛苦はお互い様、いちいち言うまでもない。だからさりげなく思い合って生きる。それができるのは、皆、悲しみを知っているからだろう。

 

現代。思えば遠くへ来たものだ。長男にとっては寅さん映画も、もはや露伴、一葉と同じく時代を知る資料なのである。それだけ昭和と今は隔世しているのである。

一番の違いは、現代人は人生の悲しみや苦しみは忌むものと受け入れることができず、だから人と比べて劣等意識に苦しむ。なので少しでも苦難が訪れたらパニックを起こす。それでは自分の感情の処理で精一杯で人様のことなど思いやるゆとりもなくなって当然だろう。

人生とは必然的に悲しみを含んでいるものだ、と教えられずに生きてきてしまったからではないだろうか。

私もこの年になって、悲しみや喪失をどう受け止めるかが人生だとしみじみと感じている。

 

39作で満男少年が寅さんに「人間は何のために生きてんのかな」と問うと寅さんが「生まれてきて良かったなって思うこと、何べんかあるじゃない。そのために人間生きてんじゃねえのかな。」と笑って去っていく。

そこには過剰な期待が不満を引き起こすことを知っている庶民の生き方がある。でも希望も捨てずに生を信じている姿がある。

そういえば、これはお釈迦様の言われた8つの徳目のひとつである「少欲」の心だ。

少欲の心は悟りであると、お釈迦様は死の直前に説法された。

 

現代人は幸福を目的化する。そして目的達成が至上とばかりに、歩くこと自体に包含されている喜びや悲しみを味わう正直さを忘れているように思える。

・・・欲深いことである。

 

「奮闘努力の甲斐もなく、今日も涙の日が落ちる」。あれ、君もか。自分もだ。しかたないなあ。悲しいなあ。でもそのうちいいことのひとつもあるだろう。とりあえず一緒に飲もうか・・・これで十分だ。これがいい。秋の夜は、少し寂しくて、少し暖かい。 合掌

 

 

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10月26日  さいたま座禅会 

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座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/10/27 8:25

翠香です。
このところ体調がおもわしくなく、自分の身体を自分で御せない様な状態です。
総裁老師様は、体調管理は先ず数息観からだと思っています。と
体が辛いときも、座ると楽になるし、熟睡できます。とおっしゃっています。
スゴイとしか言いようがないと思いませんか。いつになったらこんな日が来るやら。

今日のさいたま座禅会には、初めての方が5人も、そして、来たくてもなかなか来られないとおっしゃっていた、久しぶりの方もおいで下さり、賑やかな会になりました。
海香さんが優しく座り方を説明、30分を2回座り、皆さんそれぞれに感想を話して下さいました。遠くからよくぞ参加して下さいました。またお会いできるといいですね。

茶話のお菓子は、さいたま市の人は知っている「はらやま」の二七まんじゅう、ごままんじゅう、それに緑茶でした。海香さんが気まぐれに買ってきたようで、今日来た方たちは、ラッキーでした。

座ることは私にとって自分との闘いです。恥ずかしながら今の目標は数息観評点で60点を重ねることです。
何年も座っているのに、まだまだなのです。
皆さんと一緒に座ることで、一人で座る時とは違う集中力も磨かれる気がします。

どうぞ、お時間を作ってさいたまにいらっしゃって下さい。
市川の本部道場で摂心が始まりますので、そちらでとっぷり座禅三昧もできますよ。

 

 

 

 

 



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来月は禅フロンティア

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/10/26 22:29
法照です。
 人間禅では2ヶ月に1度、擇木禅セミナーを開催しています。
 次回は11月25日から3日間行われます。
 その中で、11月26日に禅フロンティアという講演会があって、海上自衛隊の幕僚長である杉本正彦氏をお迎えして『「海上自衛隊の人間教育」と「禅」』ということでお送りいたします。
 詳しくは下記のURLをご参照ください。(予約ページにも進めます)
 ということで、今回のブログは自衛隊で思い出した話があるので書いてみようかと思います。
 自衛隊の活動の一つに災害派遣というのがあります。
 「国民の生命と財産を守る」ということで重要な活動で、ニュースなどでもその様子はよく目にすると思います。
 だいぶ昔の水害のときの話ですが、川が決壊しそうだということで自衛隊が派遣され、地元の住民と分担して土嚢を積み上げる作業を行っていたときの話です。
 住民の方は、自分の家が浸水しては大変なので、休む間も惜しんで必死に土嚢を積み上げていきます。
 ところが、自衛隊の隊員達は、ある程度作業しては休み、また作業しては休み、という繰り返しを一定の間隔で行います。
 それを見た住民達は「こちらは休む間も惜しんで必死にやってるのに、彼らは自分の事じゃないから休んでばかりで必死さが足りない。」というように見えたそうです。
 住民達は、そう思いながらも作業を続けていきますが、時間がたつにつれて疲労で一人、また一人と動けなくなっていきます。
 一方の自衛隊員達は、休みを取りながらも黙々と作業を続けていきます。
 結局、住民達はスタミナ切れで動けなくなる中、自衛隊員たちが黙々と土嚢を積み上げて作業を完了させたということでした。
 人間というのは、ついつい感情に流されます。
 感情は大切な物ですから、持っていていいのですが、問題は流されてしまうことです。
 恐怖心、不安感といったものは正常な判断力を奪ってしまいます。
 怖いと、ついつい無理をして何とかしようと頑張りすぎてしまうのは日常の生活の中でもあることではないでしょうか?
 自衛官達にも情はあります。
 「国民の生命と財産を守る」という使命を持って活動していらっしゃる方々ですから、人一倍情には厚いのではないでしょうか。
 東日本大震災の時の自衛隊の方々の献身的な活動を見ても、情に厚さが伝わってくるように感じました。
 しかし、彼らは日々の訓練で、ただ情に流されるのではなく、自分たちが今、どういう行動をとれば最善であるかをよくわかって行動していると思います。
 だから、休むべき時には休み、動くべき時には動いて最善の行動をとることができるのだと思います。
 この話は禅にも通じるところがあると思います。
 禅も、過去や未来には流されず、「今ここ」を大事にします。
 過ぎ去って変えられない過去を悔やんだり、まだやってこない未来を必要以上に思い悩むことなく、今に集中する。
 修行を積めば「今なにをするべきか」、そんな判断を過去、未来に流されることなく判断できるようになっていきます。
 ですから、自衛隊の方々がどういった教育や訓練を行って、そういった精神を鍛えていらっしゃるのかは大変興味のあるところです。
 禅と共通するところ、あるいは禅とは違う新しいアプローチを見いだすことができるのではないかと期待しています。
 一般の皆様にとっても興味深い内容ではないでしょうか?
 きっと今回の講演は得るものがあるのではないかと思います。
 一人でも多くの方の参加をお待ちしております。
合掌
法照 拝
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『心がぶれない生き方と禅1 心のブレを無くすには~』  慧日庵笠倉玉溪老禅子

2016626() 摂心会にあたり講演会を開いた時のビデオです。


 



『心がぶれない生き方と禅2 心がブレない生き方と禅2 納得できる人間関係を築くには』  慧日庵笠倉玉溪老禅子


2016年9月18日(日) 摂心会にあたり講演会を開いた時のビデオです。




『心がぶれない生き方と禅3 心がブレない生き方と禅3 ストレス、負のスパイラルからの脱出』  慧日庵笠倉玉溪老禅子


2017年2月5日(日) 摂心会にあたり講演会を開いた時のビデオです。
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心印です。

 

この日は初めての方がホームページ経由で2名、カロリーナさんのミートアップから2名、計4名いらっしゃいました。

 

お一人は雑誌「男の隠れ家」を見てこられたということでした。擇木道場が掲載されたのは、ずいぶん前の号ですが、ずっと同じ雑誌が置いてあるところだそうです。もうお一人は「こくちーず」というサイトで見つけたということで、木曜に登録したばかりだったので驚きました。

 

八王子の禅東院へ行かれたことがあるそうで、そちらも同じ人間禅の道場ですと言ったら驚かれていました。東京に来られる用事があったとのことで、「こくちーず」のサイトで、金曜にやってる座禅会を探したそうです。偶然とは言え、人間禅と縁があるのかもしれませんね。

 

この日は初めての方が4名でスタッフも少な目でしたが、3列になっていてそれだけリピーターさんが多かったのかなと思いました。

 

座禅後の勉強会はツイキャスをしながら行いました。老師の書かれた「平常心を持ってことにあたれる」のところを読みました。勉強会後の恒例となっている自己紹介の中では、常連さんのNさんのお話で統計を調べたとのこと、自殺者数が2万5千人で、長年3万人だったのが減少してきた、ただ、これは遺書があるなど自殺だと断定できる人だけだそうです。

 

以前、老師がこれは自殺に成功(成功というのも変な言い方ですが・・・)した人の数で、失敗した人、しようと思って迷っている人はその何倍もいるはずだと聞いたことがあります。この前の電通の若い女性が自殺してしまったのも痛ましい事件でした。

 

もし座禅をやっていれば・・・

 

それから日本全体で亡くなる人の数が130万人、出生数は100万人とのことで、毎年30万人も人口が減る時代に入っているそうです。私は大阪は高槻市に実家がありますが、人口は35万人です。毎年、高槻市と同じ規模の人がいなくなってる?ってすごいことです。

 

宿泊する人も多くて土曜6時からの早朝の座禅会も盛況でした。

座禅後、ガストへ朝食に行って解散しました。

 

いつも書くことですが座禅は初めて来られる方はとても多いのですが、継続してする方が少ないのです。せっかくの座禅ですが、これは数息観の効果が即効性がなく、わかりにくいのだと思います。

 

それで座禅の効用を勉強会で説明するのですが、来週は今日の擇木知音の会で慧日庵老禅子に習った「導入と癒しの数息観」を説明して実修したいと思います。これは即効性があると思うのでご期待ください。

 

心印 拝

 

 

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感情のロデオ

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/10/18 7:32

感情のロデオ

 

感情という荒馬をどうやって乗りこなせばいいのだろう。

感情は理性とはいつも逆方向に突っ走るものだと知りながら、

自由奔放に暴れさせておくべきか、

それとも心の中でいきいきと自由に跳ね回るこの力がしぼんでしまうのを承知で

手綱をかけるべきか。

 

現代では多くの人々にとって、感情をうまくコントロールできないことがストレスの原因の一部になっています。

 

たしかに、幸せのただなかにいるときは、何もかも物事がうまく進むように感じ、

落ち込んでいるときは、ちょっとした仕事でも、ひどく億劫な事のように感じますね。

 

感情という荒くれ馬を乗りこなそうとしているロデオ乗り。

まさにどんぴしゃり。それが私たちの姿です。

 

理性という馬具で、強烈すぎる感情を抑え込もうとがんばっているのです。

 

でもじつのところ、感情と理性を対立させる考え方こそが、不安や苦痛の原因ではないでしょうか

 

「私たちは荒馬の馬をかっている。でもちゃんと馬小屋に入れいているのだ。」

安らかな生活を維持するために、自分の感情の動き方を把握して、この荒馬の手綱をどこで閉めるべきか、その時々で適切に判断する。

 

内なる馬たちを調教するトレーニング。

それが座禅を通して行う呼吸です。

 

深く深く息を吸い、吐いてを繰り返していくうちに、

荒くれ者だった感情がだんだん落ち着いて、従順な馬になります。

決して、馬を叱ったりせず、赤ちゃんを抱きしめるように、まあるく包み込む。

 

 

 今回の女性部は、座禅と、講師でおられる老禅子によるこころとの向き合い方

そして、お抹茶を頂きながらの歓談で、とても和やかな雰囲気でした。

 

本日の参加者の中には、「日経ヘルス」のライターさんとカメラマンさんも。

世の中の、座禅に対する関心の高さが伺われます。

 

緊張と不安がいっぱいの社会で、幸せで満ち足りた生活をおくりたい

あなたにむけて、いつでも門は開いています。

 

泉 玉水 拝

 

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心印です。

 

10月14日の金曜日 予定されていた作業がなくなったおかげで会社は早く帰れました。もしかしたら法照さんと龍泉さんに座禅会お願い!!って、言わなきゃいけないかも?と思っていたので助かりました。

 

この日はカロリーナさんのMeetUP(ミートアップ)から4名、擇木ホームページから3名の初めての方がいらっしゃいました。

 

この日は座禅会後の勉強会をディスカッションにしようということで、中央支部、八王子支部から青年部のスタッフが大勢集まり、リピーターの常連さんも含めて3列の充実した座禅会になりました。

 

座禅後はいつもは1階の居士寮(和室)で勉強会をしますが、この日は2階の禅堂のままで全員で輪になってディスカッションをしました。ちょっと多すぎるかな?と思いましたが、全員の話を聞きたいし、みんなが仲良くなってほしいなと思い一つのままで進めました・・・が、自己紹介をやったら、みなさんいろいろしゃべる、しゃべる、たくさんいろんな話が聞けました。

 

全員が自己紹介を終わった時間は23時過ぎでした()

 

自己紹介だけで終わってしまいましたが、全員の話が聞けたので、それはそれで良かったねと、でももっと禅について話を聞いたり、話したかった人はいただろうなと言うことになりました。次回は2つのグループに分けようかと言うことになりました。

 

またディスカッションをやると思います。いろいろ数息観もやり方を工夫して100まで数えられた話をしてくれた方もいました。

 

宿泊も数名いらっしゃって、土曜早朝の座禅会もそこそこの人数になり、ガストへ朝食も行きました。

 

女性のお一人は初めての座禅、禅道場での宿泊、早朝の座禅会、ガストでの朝食、引き続き女性部の座禅会まで出られた方がいらっしゃいました。

 

女性部の座禅会には、日経ヘルスからの雑誌取材が入り、対応に慧日庵笠倉玉渓老禅子(えにちあん)がいらっしゃったのですが、数息観の説明、禅の説明が素晴らしかったので、女性部に来られていた方も良かったです。

 

慧日庵老禅子は午後から禅書道(禅の呼吸で書く書道)をやられたのですが、それにも出席されていました。

 

道場滞在時間が20時間近くになったのではないでしょうか? きっと充実された週末になったのではないかと思います。

 

心印 拝

 

 

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座禅の仕方(英語版)

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/10/11 7:30

心印です。


最近は擇木道場でも海外の人が多く訪れます。

座禅が初めての方には耕雲庵老大師の書かれた「数息観のすすめ」をお渡ししていますが、海外の方には英語版をお渡ししています。


これに比べると簡易なものですが、古松さんが座禅の仕方を英語に翻訳してくれたので掲載しておきます。


心印 拝



座禅のしかた
How to do“Zazen”meditation.

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<座禅とは>
“What is “Zazen” 座禅は、調息(呼吸をととのえる)、調身(座相をととのえる)、調心(心をととのえる)、の三つを基本とします。はじめての方は、慣れない姿勢のため窮屈に感じ、腰や足が痛みます。慣れると、もっとも安定して長く座れ、三昧に入りやすい姿勢であることが、おわかりになるでしょう。

There are 3 basics in Zazen as follows.
Chosoku
(調息): settling of your breath
Choshin
(調身):settling of your sitting posture
Choshin
(調心): settling of your mind
At first you may feel uncomfortable and experience pain in your waist or legs due to the unfamiliar posture. But you will find that the posture of Zazen is the most stable to sit for a long time and the best to concentrate to achieve a stage of deep concentration flow (so-called “Zan-Mai” or samadhi).


座る場所:
Sitting place:
適度な明るさで、静かな室内がよいです。 A silent room with moderate brightness is appropriate.

座る時間:
Sitting length:
線香一本が燃えつきる時間(線香一本分、約45分)を基本とします。 20分位から始め、少しずつ長く座るようにするとよいです。
In principle about 45 min, during which a stick of incense is burned down.
You can start from 20 minutes intervals and gradually increase your sitting time.


服装:
Clothing
着物に袴(はかま)のように、ゆったりした服装が望ましい。洋服の場合は、太めのズボンや、ジャージのような、座りやすいものを着用するとよいです。女性でスカートを着用する場合は、長めのフレアスカートなどがよいです。ジーパンは生地が硬いものは足をしめつけて血行が悪くなりがちです。
It is preferable to wear loose clothing, such as Kimono with Hakama. Slightly loose pants or jersey, a long flared skirt for females, may also be used for sitting. Hard fabric, such as jeans, may cause your legs to tighten and worsen blood circulation.

座具:
Cushions
座布団を、下に一枚敷きます。その上に、座布団を一枚か二枚を二つに折って、自分に合った高さに重ねます。座布団の高さは、足の痛さや座禅の効果に著しい影響を与えます。自分でもっとも安定した高さを、工夫してください。
Place a sheet of cushion on the floor and add one or two folded cushions on it to adjust to a comfortable sitting height. The height has significant influence on the pain you experience in your legs and the effects of Zazen. Try to find the best fitting height of cushions for your individual needs.

足の組み方:
Crossing your legs:
正式には、右足を左ももの上にのせ、左足を右ももの上にのせる組み方をします。これを「結跏趺座(けっかふざ)」といいます。結跏趺座ができない方は、左足を右ももの上にのせる組み方でもよい。これを「半跏趺座(はんかふざ)」といいます。(足の組み方は反対でもよい)どちらの組み方でも、両ひざが畳より浮かないように座ることが大切です。女性の場合は、正座も許されています(足を痛めている、どうしても足が組めない方はイスを使うこともできます)。
Put your right leg on the left thigh, then your left leg on the right thigh. This is the formal sitting way called “Kekka Huza” (full lotus position). If it is difficult for you, you can put your leg on one thigh only. This is called “Hanka Huza” (half lotus position). It is important to have both knees touch the floor. If you are female, “Seiza”, to kneel with your buttocks on your heels, is accepted as an alternative sitting position as well. Those who have difficulty sitting on the floor can use a chair.

頭、あご、口の姿勢:
Posture of head, jaw and mouth
頭は、前かがみにならないように立てます。あごは、軽く引きます。耳と肩が相対し、鼻とへそが相対するようにします。口は、軽く結びます。舌は、上あごの内がわにつけます。
Position your face up straight and pull your chin in. Align your ears at the level of your shoulders and your nose vertically above the navel. Close your mouth slightly and have your tongue touch on the roof of the mouth.

手の組み方:
Folding your arms
手のひらを上に向け、右手を下に、左手を上にして重ねます。両手の親指は、先端がわずかに触れる程度に軽く支え、左右の親指で大きな卵が置けるような、楕円形を作る形をします。これを「法界定印(ほっかいじょういん)」といいます。肘を脇につけないようにして、この手を自分の体の方へ引き寄せます。
Turn both your palms upwards and put your left hand on the right hand. Touch both tips of your thumbs slightly and shape an oval as large as an egg with both thumbs. This shape is called “Hokkai Jouin”. Draw your hands toward your body without having your elbows touch your sides.

目のおきどころ:
Eye focus
まっすぐ前方を見ます。つぎに、視線を1メートル位前方に、自然に落とします。見つめるのでなく、そこに止めておくのです。これを「半眼に開く」といいます。目を閉じてはいけません。閉じると眠気をもよおします。逆に開きすぎると、雑念が入りやすくなります。
At first look straightforward. Then naturally cast your eyes down to a spot around 1 meters ahead of you. Don’t gaze at the point intensively; just direct your view to this spot. We call this “ to half-open your eyes”. Don’t close your eyes, or you will feel sleepy. If you open them too wide, you will be likely to have random thoughts.

呼吸の仕方:
Breathing technique
呼吸は鼻で、静かに、自然にします。意識的に深呼吸や、腹式呼吸をする必要はありません。呼吸は、「自然にまかせる」ことが大切です。座禅を続けていると、息は自然に深くなっていきます。
Breathe naturally and silently through your nose. It is not necessary to use neither deep breathing nor diaphragm breathing. Just let your breathing take its own course. As long as you practice Zazen continuously, your breathing will deepen naturally.

正しい座相:
Proper posture to sit
座具の上に五輪の塔を据えたような気持ちで、ドッシリと腰を落とします。背すじはピンと伸ばし、肩やひじの力をぬきます。無理に下腹に力を入れる必要はありません。座禅を続けていると、自然と下腹に「気」が充実していきます。 つぎに体を前後、左右に揺らします。はじめは大きく、しだいに小さく揺り動かします。これを「揺振」といいます。そして、尾てい骨と両ひざで作った正三角形の中心に体の重心が落ちるようにします。そこが安定した位置になります。
Firstly find a stable position for your waist, as if building a five-storied pagoda on the cushions. Straighten your back up and relax your shoulders and elbows. Do not strain your stomach. As long as you practice Zazen continuously, you will naturally expand your relaxation towards the bottom of your abdomen.
Secondly swing your body back and forth, and right and left. Move widely at first and gradually less and less. This is called “You Shin”. Then put the center of gravity of your body into the center of the equilateral triangle constructed by the coccyx and both knees. This creates a stable position.


呼吸も座相も「自然にまかせ」安定感を保つことが大切です。「座相正しければ、心これに従う」といわれています。ぜひ、正しい座相を身につけてください。 座相を整え呼吸を整えた後に心を整えます。そのために、「数息観(すうそくかん)」を実修します。
It is important that both breathing and sitting posture are naturally kept stable. It is said that “a proper sitting posture leads to proper spirit”. Therefore by all means, you should strive to master a proper sitting posture.
Settle your mind after settling the posture and breathing. The practice for this purpose is “Su Soku Kan”.


<数息観(すうそくかん)とは>
What is “Su Soku Kan”?
数息観というのは、座禅を組んで静かに自分の息を数える修行の方法で、乱れている心を静め、三昧の力を養います。数息観は、一見簡単なように見えますが、実は容易なものではありません。「数息観は座禅の最も初歩であるが、また、最も究極である。」といわれています。
“Su Soku Kan” is the practice of composing yourself and nurturing the power of Samadhi, by calmly counting your breathings during “Zazen”. “Su Soku Kan” seems simple at first sight, but is not easy at all. It is said that “Su Soku Kan” is the first step of Zazen, and the ultimate.”

自分の自然な呼吸を心の中で数えます。はじめの息を静かに吸いながら「い」と、その息をそのまま受けて吐きながら「ち」と数えます。つまり、一呼吸(吸う息と吐く息)で「一(いち)」です。つぎの吸う息と吐く息をもって、「二(にい)」と数え、つぎの呼吸を「三(さん)」と数えていきます。そして、百まで数えます。百まで数えたら、また一に戻ってくり返し行います。線香一本分(45分)の数は、個人差はありますが約330です。

Count in your head your natural breaths. Count slowly “one” during the first breath in and out. Count the next breathing in and out as “Two” then continue “Three” for the next breathing in and out. Continue counting until “One hundred”. Return to one for the next batch after reaching one hundred. During a session of “one stick of incense (45 minutes)”, you could count about 330 in total though the number might differ between individuals.

数息観は、以下の条件を守って実修してください。 Practice “Su Soku Kan”, keeping the following rules.

?
数を間違えないこと
?雑念を交えないこと
?以上の二条件に反したら、一に戻ること

?Count the numbers in order

?Put all other thoughts out of your mind

?Count back to “One” whenever you fail to obey rules i) or ii)


この条件を無視したら、それはただ数を数えているだけで数息観ではありません。 はじめは、ある程度条件をゆるやかにして実修してください。この条件を厳格に守ると、なかなか百まで数えられず、途中で嫌になってしまいます。
If you don’t follow the rules, this is not “Su Soku Kan”, just counting numbers.
You can start practicing with gentle rules to a certain degree. If you keep the rules strictly, you may feel unpleasant midway as you can rarely reach 100.


数息観をはじめる前に、肺の中にたまっている空気を全部吐き出し、吐き出しきったところで、大きく吸い込む。これを「欠気一息(かんきいっそく)」といいます。これを2?3回繰り返すのも、数息観の実修に効果があります。 数息観は、習熟してくると素晴らしい効果があります。数息観は、非常に奥の深い修行法で、「安楽の法門」といわれるゆえんです。 ここまで、数息観を身につけたいものです。
Before starting “Su Soku Kan”, breathe out all the air in your lung completely, then breathe in deeply. This is called “Kan Ki Issoku”. Try to repeat it several times, and it will help you practice “Su Soku Kan” effectively.
Mastering “Su Soku Kan” has great effects. “Su Soku Kan” is such a profound practice that it is called “the gate towards comfort (Anraku no Houmon)”. So there is definitely benefit in mastering it.


二念を継がず:
Don’t follow second thoughts
数息観を実修するコツは「二念を継がない」ことです。二念を継がないとは、雑念を相手にしない、ということです。たとえば、座禅中に何かの物音がしたとします。座禅していても音は聞こえます。そのとき、今の音は何だろう、どこから聞こえたのだろうなどと、雑念を発展させないことです。「聞こえたら、聞こえたまま」にして数息観を続けます。すると、その雑念はスーッと立ち消えになっていきます。
The key for practicing “Su Soku Kan” is not following second thoughts. It means not to get caught up with idle thoughts. For example, something may make a sound during Zazen. You could hear it even you are in deep meditation. Don’t wonder what made the sound or where the sound occurred. You should not follow this thought. You just continue “Su Soku Kan”, hearing the sound as it happened. Then the idle thoughts will disappear slowly.

二念を継ぐと、三念、四念と雑念がつぎつぎに起きてきます。三念、四念が起きそうな場合には、数回呼吸をやや深く、大きめにすると効果があります。根気よく数息観を継続していくと、雑念はしだいに前ほどには起こらなくなります。 せっかく忙しい時間をさいて道場に来たのです。座禅中は、世間一般のことは棚上げにしてください。数息観をはじめる前に「最後まで数える」と決意して、真剣に実修してください。半信半疑では効果はありません。
If you follow your second thoughts, the third and the fourth will emerge one after another. When you feel the next thoughts emerging, try to make several slightly deep breaths. Continue “Su Soku Kan” patiently and idle thoughts will be emerging less and less.
You managed to visit Takuboku-Dojo making time during your busy life. During Zazen, forget about worldly affairs for some time. Make up your mind to count up to 100 before starting “Su Soku Kan” and practice it seriously. You will not achieve results if you are too doubtful.


三昧:
Zan Mai (Samadhi)
三昧とは「心を一境に住して散乱させないこと」です。心を「いま」当面する一つのことに集中する、ということです。この三昧を基礎から身につけるのが「数息観」です。嬉しいときは嬉しい三昧、悲しいときは悲しい三昧。いつでもどこでも「三昧、三昧」の日常生活ができれば、人生これほど快適なことはありません。学問でも仕事でも武道でも、三昧になればその効果はてきめんに現れてきます。
“Zan Mai” means to achieve a deep level of mindful concentration without having your thoughts interfere. This means focusing your mind on one thing, which you experience now. You can acquire “Zan Mai” from its basis by “Su Soku Kan”. When you are happy, you enjoy it in “Zan Mai”. When you are sad, you feel it in “Zan Mai”. You can enjoy your life most comfortably whenever and wherever you can live with “Zan Mai”. If you can manage “Zan Mai”, you will successfully accomplish studies, business or martial arts.


<禅堂での作法>
Zendo (the hall for Zazen) manners

入堂: “Nyu Do”(entering the Zendo)
禅堂に入ったときから修行です。禅堂を歩くときは「叉手当胸(さしゅとうきょう)」します。胸の上で右手を左手の上に重ねる。両手の親指を他の指から離し合わせ、あごを引いて静かに歩きます。座具置き場から座布団を2?3枚取り、胸の前で叉手当胸した腕で抱え、禅堂の後方の2畳から入ります。自分の座る単(空いている畳)まで進み、そこで禅堂正面の掛け軸に向かって立ち、「問訊(もんじん。合掌しながら低頭する)」します。問訊後、座るところを設け座します。
The practice starts just after you enter Zendo. Maintain the “Sasyu Tokyo” when you walk in the Zendo. Put your left hand on your chest and your right hand on the left hand. The tip of each thumb should be touching and separated from other fingers. Walk quietly, pulling your chin in. Pick up 2 or 3 cushions and hold them while keeping the shape of “Sasyu Tokyo”. Enter Zendo from the entrance at the back, then walk up to the front of the space you are supposed to sit. Stand still and face Kakejiku (the hanging scroll) hanged at the front of Zendo, then bow with the palms of your hands together (Mon-Jin). After that, you can set your cushions to sit.

座禅中に入堂する場合:
Entering the Zendo in the middle of a Zazen session
座禅中なので静かに入堂します。禅堂入口に座っている「聖侍(しょうじ)」の前に座って合掌し、堂内に入る許可を得ます。合掌するときは、仏壇に尻を向けぬよう聖侍の斜め前に座ります。聖侍が合掌したら、入堂が許されたことになります。自分の座るところを設け、一礼してから数息観を始めます。後は、前述の入堂に準じます。
Enter the Zendo quietly during a Zazen session. Get permission to enter Zendo by kneeling down in front of the “Syo Ji”, who sits at the entrance of Zendo, with the palms of your hands together (“Gassyo”). At that time, you should sit counter corner to Syo-Ji, in order to avoid showing your back to the Buddhist alter. You can enter Zendo after the Syo-ji replies with the Gassyo greeting. Set your place to sit, then show Gassyo before you start Su-Soku-Kan.

退出:
Leaving the Zendo
退出するときは、入堂の逆の要領になります。静かに座を解き、一礼して座具を胸の前に抱え、掛け軸に問訊して、禅堂の後方より退出します。
You can leave Zendo following the opposite way as entering the Zendo. Get up quietly, then bring your cushions on your chest after Gassyo. Pay Mon-Jin to Kakejiku (bow towards the altar) and leave the Zendo from the back.

座禅中に退出する場合:
Leaving during a Zazen session
座禅中、気分が悪くなった等のやむを得ない理由により退出するときは、前述の座禅中に入堂する場合の逆の要領で退出します。理由を小声で聖侍に伝え、退出の許可を得ます。
In the middle of Zazen session you can leave for personal reasons, such as feeling sick etc., following the opposite way as explained above (for entering the Zendo during the Zazen session). Tell the Syo-Ji your reason for leaving in a low voice to get permission.

座禅中:
During Zazen
周りの人に迷惑がかからないよう、あまり体を動かさず数息観に集中してください。足の痛さに我慢ができなくなった場合は、合掌してから組み足を1?2回変えても結構です。 それでも足が痛く我慢ができないときは、合掌してから静かに立ち、叉手当胸して立ったままの姿勢で数息観をしてください。「5分位」過ぎたら静かに座り、ふたたび座禅に戻ります。
Be careful not to bother other participants. Don’t move too much and concentrate on your Su-Soku-Kan. If you can’t endure the pain in your legs, you can change the way you cross your legs during Zazen after you show Gassyo as a matter of courtesy to other participants.
If you have difficulty to continue sitting, stand still in front of the cushion in the shape of “Sasyu-To-Kyo”, then continue your Su-Soku-Kan. After about 5 minutes, sit down quietly and return to Zazen.


警策:
Kei-Saku
助警が座相の悪いのを直したり、居眠りを注意するため「警策」を捧げて堂内を回ります。座相が悪ければ正します。座相を正されたら「互いに合掌」します。 肩が凝ったり、眠気をもよおしたとき警策を受けるとスッキリします。警策を受けるときは、助警が目の前に来たとき合掌します。互いに合掌した後、畳に両手をつき警策を受けます。警策を受けたら、互いに合掌して座禅に戻ります。
The Jo-Kei will walk around the hall with Kei-Saku, a wooden pole, in order to correct the posture of a participant and to prevent participants from sleeping. If the Jo-Kei corrects your posture, show Gassyo to each other. If you feel pain in your shoulders or might fall asleep, try to receive the Kei-Saku. You will feel refreshed afterwards. If you would like to receive the Kei-Saku, show Gassyo when the Jo-Kei comes in front of you. After showing Gassyo to each other, put your hands on the floor and get Kei-Saku. Then return to Zazen after showing Gassyo again to each other.

<座禅の開始と終了> Zazen session program

1.柝(たく)二声
開始の合図。自分の座の前に、叉手当胸して立つ。

2.柝一声
合掌して着座し、静かに座禅を組む。

3.引磬(いんきん)三声  
始定(しじょう)合掌してから数息観を始める。

4.引磬一声、柝一声
一回目の座禅終了。

5.休憩(通常5分間)
合掌して楽な姿勢をとる。トイレにいってもよい。

6.休憩終了
静かに座禅を組む。

7.柝一声、引磬三声
合掌して数息観を始める。

8.引磬一声、柝二声
二回目の座禅終了。解定(かいちん)

 
合掌して一礼後、座禅を解いて退出する。


1.Two hits of Taku (wood): the signal to start. Stand up in front of your cushion with Sasyu-Tokyo

2.One hit of Taku: Sit down after Gassyo and fold your legs quietly

3.Three hits of In-Kin (bell): Start Su-Soku-Kan after Gassyo

4.One In-Kin and one Taku: End of the first session

5.Interval ( 5 minutes): Relax yourself after Gassyo. You can go to the rest room.

6.End of interval: fold your legs quietly

7.One Taku and three In-Kin: Start Su-Soku-Kan after Gassyo

8.One In-Kin and two Taku: End of the second session. After Gassyo, unfold your legs and leave the Zendo


禅堂での注意:
Points of attention in the Zendo
禅堂は、「黙堂」とも言われ、座禅をするための大切な場です。「私語」は固く禁じています。勝手な行動も禁じています。
携帯電話、腕時計のアラーム等は、あらかじめ切っておいてください。
電気、水等の節約に努めてください。
煙草は、所定の場所で吸ってください。
貴重品は、各自で管理してください。
禅堂での作法は、周りの人にならって行ってください。

Zendo is called “the silent hall” and is an important place for Zazen. Private talks are strictly prohibited. Prior permission is needed for any activities.
Please switch off your mobile phone and the alarm of your watch.
Save utilities such as electricity and water.
Smoke only at the designated area.
Keep your belongings at your own risk.
Obey the etiquettes in Zendo, by following your colleagues

 
 

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