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擇木道場

〒110-0001
東京都台東区
  谷中7-10-10
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当直が座禅中や作務中は、電話には出られません。このホームページからお問い合わせお願いします(回答は夜以降になります)

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擇木ブログ - 201604のエントリ

4月16日(土)女性部静座会

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座禅ブログ
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擇木道場 2016/4/17 12:56
谷中霊園の桜も、すっかり葉桜になり、時折吹く強い風で地面に落ちた花びらが舞う光景が美しく感じられる中、女性部静座会が開催されました。
当初は、会員2名のほかに、土曜日から宿泊された男性1名の3人でしたが、その後、女性3名、男性1名が参加され、合計7名で、25分、30分の静座を行ないました。
その後、総裁老師の書かれた禅の効用に関する文章のうち、「すぐ、(仕事に勉強に)取り掛かかれる効果」を読んだ後、お茶をいただきながら、自己紹介や座禅に関するお話をしました。
当日未明には、熊本で1昨日よりも大きなM7.3の地震が起こり、その後もひっきりなしに余震が続く状況を朝のニュースで見ていましたので、3.11の東日本大震災の時のことも思い出され、被災地で苦しまれている方々のことを思いながら、座禅をしていました。
もし、自分が、今、その場にいたらどうするだろう?泣き叫ぶだろうか、それとも呆然自失となるだろうか。禅者であれば、どんな時でも泰然自若として、全てを受け入れるべしということになりそうだが、果たして、そんなことができるだろうか・・・。
老師から頂く公案の中には、上記のような状況(いや、もっと怖い状況もありますが)に関するものもありますが、理でわかった(気になっている場合がほとんどですが)としても、本当に事となるまでには、とにかく座禅を続けて三味に入るしかありません(と、これもわかったようなことを言っていますが、まだまだわかっていませんが)。
と、自分の修行のことはさておき、被災地で困っている方々へ、少しでも援助できることを実行に移すこと、これこそが、まさに、すぐ取り掛かる禅の効果かもしれません。
1日も早く地震が収束し、被災地の方々の困難が取り除かれることをお祈りしています。

合掌
香水 拝

*追伸
4月23日(土曜日)は、通常の女性部静座会と異なり、参禅会が行なわれます。老師から禅のお話を直接お聞きになりたい方は、是非おいでください。詳しい日程は、さいたま参禅会と書かれたホームページをご覧ください。
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玉溪です。


先日、金曜夜勉強会で法話をさせて頂きました。

「涅槃経」から釈尊の死に至るまでの珠玉のシーンの一部をご紹介しました。

禅はお釈迦様のお悟りそのものですので、お釈迦様のお言葉、行動などに心を寄り添わせて拝読することでたくさんの学び、そして味わいがたくさんあります。

悟りとは何か、禅とは何か、そんな本質的な質問をお持ちの方は、ぜひ仏教の学びもされるとよいかと思います。


5月22日の午後1時半から本格的に仏教講座を開催しますので、追って連絡します。

ひとりで学ぶのは大変です。でもナビゲートがあればしみじみ楽しく読み進められます。


さて、明日から開講の「書道・基礎の基礎講座」をお知らせします。


桜美林大学の講座が校舎移転のため、擇木道場での開催になります。


今回は、3回シリーズで、ほんとの基礎、「一」の書き方から始めます。

「一」   といっても正しい書き方はなかなかにコツもあるんですよ。

書道をやってみたいけれど、どうせなら基礎からやりないな~と思っていた方、

絶好の機会です。ぜひ受講してみませんか。


<時間割>

4月16日土曜日、午後12時半から2時

12時半から10分の座禅

今日の禅の話

お稽古 清書

講評


お気軽にご参加ください。

<持ち物>筆、硯(墨汁の方は器などでも結構です)、文鎮、下敷き(こちらにもあります)

     墨or墨汁、

<お稽古料> 1回3000円

<お問い合わせ>natsu@kxe.biglobe.ne.jp

080-8438-5355

禅書道 慧日庵笠倉玉溪


お気軽にご参加ください。


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4月13日 さいたま座禅会

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座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/4/14 9:03
 世の中は 三日見ぬ間に 桜かな
 から
 世の中は 三日見ぬ間の 桜かな
 の季節になりました。

坐らなくなると坐りたくなくなるのが座禅ですが、坐ると
やっぱり坐ってよかったなぁ、と思うのも座禅です。
ほんの「の」と「に」で意味が異なるように、ほんの
刹那の坐ろうの気持ちが無限大の可能性につながる
ことに心をはせたいものです。

さて、
初参加の女性は、子供たちに剣道を教えていらっしゃる
小川忠太郎先生ゆかりの道場の方。
会場から小1時間かかるところからでしたが、自分より
子供たちのために剣道には座禅が必要だ、とおっしゃって
いました。
思えば、さいたまの会員の方は、仕事で人を助けている方
や人になにかを教えている方が多いなぁ、と感じます。

教えるというのは、ものすごーくパワーがいることを座禅会
の世話人をやっていて感じます。そして、自分のためでは
ないから続けてこられたというのも感じます。
ただ、自分のためと言っている人も、実はそうではないことが
ほとんどではないでしょうか?自分が変われば周りが
変っていく、周りが変われば世界が変わるものです。

広報を申し上げます。
4月23日 土曜日  擇木道場にて「さいたま参禅会」を行います。
日程は  午前9時集合 清掃
      9時半     静坐開始
      10時半     参禅
      参禅終了後   更に 静座、参禅
      12時15分       昼食
      14時       静座
      15時       参禅
      16時頃     静坐(参禅終了後直ちに)
      17時頃       参禅
      18時~      懇親会
 座禅だけの方は、午前、午後各300円、参禅会費は1000円
 懇親会は実費(外部で行います)

 楓の葉の活き活きとした緑もあちこちで見られるようになりました

 楠千年 更にことしの若葉かな という季節ですね。

 みんなで坐るというのは楽しいものです。

だれでもご参加できますから、どうぞお越しください!!


                          海香





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4月9日 女性部静坐会

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座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/4/14 1:14
      
ここ谷中霊園の桜吹雪も終わった今 古木の下枝に柔らかな若葉と一緒に
“私の番よ!”と 若々しいソメイヨシノが開いてます。
桜は 散り際が好きですが この初々しさを見ると 「花は半開を看る」に 
納得します。

この日は 新しい方2人とリピーターの方3人を迎え 白隠禅師の書かれた
『夜船閑話』にある 軟酥の法を読みました。

以前 具合の悪い方が座禅に来られるとの話があった時 関西支部の方が
無理に座禅をしなくても と送って下さったのが軟租の法です。

白隠禅師が 猛烈な禅修行のせいで心身ともに回復不可能になった時に 
山奥に住む白幽先生という仙人に教えられたのがこの法で 『夜船閑話』の
中に書かれています。

頭の上に丸めたバターを載せていると想像して 読んで下さい。
布団に入ってからの仰臥禅 数息観に入る集中の1手段として・・・


     「 白隠禅師  軟酥の法 」

まず 色美しく香り高い仙人の神薬を 種々練り混ぜて鴨の卵の大きさに
丸めた丸薬が 頭の上に載せてあると想像する。
その軟酥の卵は 香り絶妙にしてしばらく頭上に載せている間に次第に体温
で溶けてやわらかくなり 少しづつ流れはじめ タラリタラリと下り始める
と意識する。
その神薬の流れは 頭蓋骨をも浸みぬけて脳髄の隅々まで潤し 目・耳・鼻
口の内外を伝わり しんしんとして首から両肩・両腕・両掌・十指の全てま
で流れ下り 両乳・両胸を静かに潤して流れ 肺・心臓・肝臓・胃・腸その
他あらゆる内臓諸器官を浸し潤して流れ また背骨・肋骨・尾骨をも潤し
オリーブオイルが浸みわたるように 全身に溶け込んで ユルリユルリと
下へ下へ流れ下るとはっきりイメージするのである。
このようにして この霊妙な仙人の神薬は溶け下り 身体の全てを潤し流れ
両股・両足を伝い 足の裏にまで流れ下って止むのである。
修行者は、何回もこの観法をなすがよい。
あの鴨の卵の大きさに固められた軟酥の妙薬が溶けて 侵々として身体を潤
し流れるところの流れが 足元より溜まり 積り湛えて 腰まで及び下半身
を温め蒸すことは ちょうど世の名医の特効秘薬を集めて 湯で煎じ 桶の
中にその煎湯を満々と満たして臍の下まで体を浸し 温めるようなものであ
る。
この「軟酥の法」を観ずるときは三界は唯心の所現の法則に従い 鼻は微香
を嗅ぎ 身体はにわかに妙風に包まれ 身心に調和が甦り 精気が充満して
二、三十代よりも元気旺盛にして 壮気は甚だ優れるものがあり このとき
積年の苦悩・煩悶は融解消失し 胃腸内臓諸器官を調和させ 内分泌機能も
旺盛となり 皮肌はツヤツヤと光沢を生じてくるのである。
もし秘法を怠らずつとめ修してゆくならば どんな難病でも治らぬという事
はないのである。如何なる高徳をも積む事ができ 如何なる道をもおさめる
ことができるのである。
ただし その効果のはやいおそいは その修行者の熱心さと修する態度の
真剣さによるものは勿論である。


この日は 庭側の窓を全開にして坐りました。
まだ寒い日もありますが 座禅に快適な季節です。

土曜朝9時半の女性部静坐会。
皆さまのご参加を首を長くしてお待ちして居ります。

                           秋香



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心印です。

 

金曜の夜、東京で夜一番遅い座禅会を開催しました。

予約は数名入っていたのですが、20時半に遅れるかもしれませんという方が複数入っていました。

 

遅れてくることが最初からわかっているのであれば、待っていますので大丈夫なのですが、その分座禅の時間が少なくなっちゃいますね。

 

最初に4名の方を教えて、2回目は3名の方を教えましたので、私も座禅の時間は20分くらいしかありませんでした。

 

さてこの日のトピックはなんと言っても慧日庵老禅子(えにちあん)がいらっしゃって、勉強会をしてくれたことです。

 

お母さんをしている方を、普通はあり得ない深夜に道場にお呼びするのですから、お客様を集めないと申し訳ないと言うことでメルマガは2回も送信(擇木道場のホームページでメルマガに登録できますよ)して、ブログにも書いて、先週、先々週と勉強会の告知を2回やっていました。

 

さてその結果、深夜にも関わらず30名ほどの方が集まってくれて、私の方はほっとしました。「東京で夜一番遅い講演会」になったと思います。

 

勉強会の資料はお釈迦様が鍛冶工チュンダの食事を供養されたことが原因で亡くなってしまうのですが、その際にチュンダへの思いやりの言葉を弟子のアーナンダに託します。チュンダの食事はお釈迦様の最後の食事を供養したのだから、大いに功徳があるのだ」と。この時の資料でした。

 

普通の人なら自分を死に至らしめる食事を出したと恨んだりするところを、お釈迦様はチュンダが人々に非難されるだろうと予想して、そういう言葉を残していく・・・とてもできないことだと思います。

 

このことは何かの本で読んではいましたが、修行歴の長い老禅子に一言一言の意味を教えてもらうと、ああ、そういうことだったのかと思ったことがいくつもありました。

 

例えば、お釈迦様が食べた食事を、これを穴に埋めよと言われてチュンダも「かしこまりました」と穴に埋めてくるのですが、その時のやりとりはお経にはたんたんと書いてあるだけですが、お釈迦様もチュンダも自我の無い状態、禅で言う無の状態でのやり取りなのだと言うことでした。

 

老禅子の勉強会は、この自我が迷いの元になること、自我を無にして鏡にそのままを写すようにして受けとめる、それがリアルな相手に触れること、そこでは迷いはなくなってしまうことに集約されていました。それを頭で理解するのではなく、そのまま写るように鏡を磨くことが禅の修行なのだと。

 

禅をやる前はこういうところが全くわからなかったのですが、今では自分の体験としてこの辺のことがわかります。これを仏教的には正受すると言いますが、これは頭で理解するものではありません。自我を空じるとか、正受という言葉や用語はありますが、知識ではなく体験なので禅をやってない方にはここはわからないのです。

 

お釈迦様もそれを体験として伝える為に生涯をかけて、大勢の人々に会って、それを伝えて行った、私たちが今、老師に参禅しているのも、言葉では伝わらない言外の禅を伝えるにはこの方法しかないからです。

 

 

さて勉強会では法照さんにビデオを撮って頂いたので、そのうち編集してアップすることにします。私も座禅の後の勉強会をしていますが、いろいろとネタを仕入れさせて頂きました。どうもありがとうございます。

 

また土曜の早朝6時の座禅会ですが10名くらいいて今までにないくらい大勢でした。道場に泊っている人ばかりではなかったことがすごいですね。

 

朝早く起きて道場に座禅をしに来られるというその気持ちに合掌します。

 

来週はまた私の勉強会となりますが、仕入れたネタを早速自分の言葉になおして披露することになるでしょう。是非、東京で夜一番遅い座禅会に出たら、その後の勉強会にも出るようにしましょうね。

 

心印 拝

 

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RE: 応援!錦織選手!

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座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/4/8 10:17
サッカーや野球、あらゆるスポーツ観戦をしているとき、いつも感心するのは、選手の集中力の高さとエラーをした後の立ち直りの早さです。先日放映されたマイアミ・オープンテニスの決勝戦を観たときも、錦織選手の集中力とその精神的な強さに感嘆したものでした。世界ランキング1位のジョコビッチ選手のサーブや返球に、集中して打ち返し、サーブでダブルフォールトやミスショットをしても、次の瞬間には気持ちを切り替えて、冷静に次の場面に備え、心身ともに一事に全開している姿はみごとでした。最近、解説者は錦織選手の精神面が強くなったと評価し、本人も自分との戦いに勝ちましたと、話すこともしばしばありました。
 
 翻って、私の日常の心は、過去にあったあれこれを引きずっているか、まだ、起こってもいない未来の出来事を思い煩ったり、あるいは取り留めもない未来に想いを馳せたりしていることが多いのです。気が付けば、今ここで為すべきことに、集中していないことが殆どなのです。不確定要素の高い未来のことや取り返しのつかない過去のことで、私の想いは一杯になってしまうのです。大変な時間の無駄使いをしていることになります。しかし、擇木道場に来て、静座をして、吸う息、吐く息を数えることに集中(数息観)し、他の想い(雑念)を外していく修練を続けていると、少しずつ思い煩う心が消えてゆき、こころの軸がぶれなくなってきたように思います。
 
 先の耳順会では、人間禅の老師でもあられた芳賀幸四郎先生の著書『一行物』から、「不期明日(明日を期せず)」を解説して頂きました。それは、裏千家の「今日庵」の名の由来に纏わる話でした。千利休の孫、千宗旦は隠居屋敷の披露に、大徳寺の清巌宗渭和尚を招きましたが、約束の日、和尚が時間に遅れて訪ねたときには、宗旦は「もし、来られたら明日改めてお越しくださるように」との伝言を残して、外出してしまれていました。それを聞いた和尚は、小座敷の腰張りに「懈怠の比丘、明日を期せず」と書いて帰られたのです。この故事からこの小座敷は、「今日庵」と名付けられたとのことです。ここには、禅のこころの深い意味があると教わりました。中でも、随所に主となって、今日ただ今のことに専念すべしとの教えがこころに落ちたように思いました。そして、錦織選手に、そのこころの姿を見たように思ったのでした。  (慈照)
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擇木道場の心印です。

東京はさくらの満開も過ぎていますが、週末の日暮里、谷中墓地は観光客でいっぱいです。座禅会で一泊して土曜の朝、谷中散歩などはいかがでしょうか?

★今日の夜は特別な勉強会になります!!

さて今夜の座禅後の勉強会には、慧日庵笠倉玉渓老禅子(えにちあんかさくらぎょっけい)においで頂いて勉強会を聞く予定です。

笠倉氏は学生の時から今まで○十年、人間禅で修行されてこられて現在は庵号(慧日庵というのが庵号になります)をとられている大先輩です。

いつもは私が勉強会をやりますが、来週は主にお釈迦様や禅の歴史、意義などをお話して頂く予定になっております。

『涅槃経』から「釈尊と鍛冶工チュンダ青年との会話」

 

釈尊の死を目の前にした最後の旅の記録、『涅槃経』の中から一部をお話しします。

「禅とは何か」、はすべてお釈迦様の言動、行為の中に生きて顕れています。

その最も美しく尊い場面から、禅が何を目標にどうあるべきとしているかを読み解きます。

 

★本日は21時から東京で夜一番遅い座禅会&一泊座禅会です。

座禅会の後、老師の書かれた「禅の効用」を読んで勉強しています。

座禅は継続して座ることが大事ですが、自己流だと誤解に陥りやすく、正しい座禅をしているかどうかを知る勉強もまた大事なのです。

土曜の朝も、6時、7時と座禅会をやります。

宿泊することも可能です。

座禅会は300円、宿泊する場合は喜捨として1000円以上となっています。

途中参加もOKですし、金曜夜だけはスタッフが宿泊するので道場は0時頃まで開いています。お仕事が遅くなって座れないという方、遠方で帰れないという方は宿泊ください。

座禅が初めての方も親切に指導いたしますのでご安心ください。

初めての方は開始30分前に来ていただくようお願いします。

詳しくはこちら

 

http://takuboku.ningenzen.jp/modules/d3blog/details.php?bid=180

 

心印 拝

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写真と禅

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座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/4/3 22:47
法照です。
最近、すっかりブログから遠ざかっておりました…
擇木道場では、2月から「擇木道場100周年」「横浜支部創立記念式」「擇木禅セミナー」と行事が目白押しで、やっと一段落ついたかなという状況で、やっとブログを書く余裕も出てきました。
私は擇木道場では記録係という係りになっているので、なにかイベントがあると行事の内容を写真やビデオに残す作業をしています。
この記録係をやらせていただいたおかげで気がついたのですが、写真というのは結構禅と繋がっているように思いました。
禅では、「今ここ」を大事にしますが、写真もまさにシャッターを押す「今」が大切です。
式典であれば式の流れに注目し、懇親会であれば周りの様子に注目し、「このシーンを残しておきたい」という場面が来たらすかさずシャッターを押します。
禅でいうところの三昧というもので、「全身全霊をもって一事に打ちこみ、それになりきる」まさにその状態になることが求められます。
最初のうちは、良いシーンを撮りたいと思ってもなかなかタイミングがわからなかったのですが、一生懸命やっているとだんだんわかってくるようになります。
たとえば、懇親会でだれかが立ち上がって、自席をはなれて歩き出したとします。
この人はなぜ立ち上がったのか?
その人を追っていると、誰かのところに近づいていって、声をかけて挨拶が始まったりします。
(ただトイレに立っただけ、という場合もありますが…)
式典などでは、普段会えない人達が各所から集まるので、こういった場面がよくあります。
こういう、旧交を温めるような場面では、皆さん本当に良い表情になります。
ちゃんと見ていれば、そういう場面を撮ることができます。
逆に失敗談もあります。
擇木禅セミナーの時には入会式もあって、その関係の写真も撮らせていただきました。
入会式が終わった後、別室で老師と入会者が並んだ記念写真を撮るのが恒例となっています。
記念写真なので、シャッターチャンスなどは特に関係もなく、並んでもらって「はい、チーズ」といってシャッターを押せば終わります。
ここに油断がありました。
老師はとてもお忙しいので、撮影が終われば、お邪魔にならないように早々に退室します。
写真を撮りおわったので、「早々に退室しなければ」ということだけにとらわれてしまっていました。
もう席を外そうとしたその瞬間に、老師が入会者に声をかけられて、握手をされました。
「あっ、しまった!」と思ってカメラを向けましたが、もうその時には手を離されてしまった後でした。
本当に三昧になれていれば、退室しつつも気持ちは少し残せておいたのではないかと思います。
気持ちが一方にだけ向いてしまっていて全体を見ていなかったんですね。
プロの写真家だったらこういうシーンを見逃さずに撮るのだと思います。
そう考えると、プロの写真家の人は相当禅をやっている人と同じくらい三昧力があるのかもしれません。
私の三昧力はまだまだ遠く及ばないなと思いました。
こういうことは、写真に限らず、その他、日常の仕事でも、家事でも、いろいろな趣味でも言えることだと思います。
なんでも三昧になって行えば修行になります。
それは、会員に限らず一般の方でも同じだと思います。
三昧になって修行を進めれば、今まで見過ごしていたようなことにも気が向くようになると思います。
それはきっと人生を豊かにしてくれると思います。
三昧力を身につけるには座禅がいちばんです。
ということで、三昧力を身につけてみたなと思った方は是非座禅会にお越しください。お待ちしております!

法照 拝
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心印です。

 

金曜の夜、東京で夜一番遅い座禅会を開催しました。最初はスタッフは私と法照さんだけの二人でしたが、座禅会が始まったら、続々と富嶽さん、魁星さんが来られて、仰月庵老居士までが参加され、人数は2列いっぱいと言うところでした。

 

 

初めての方は3名来られましたが、うち女性が2名と女性の方が熱心で、昨年入会した方も女性の方が多かったのです。女性の方が生きづらい社会と言われ、人生に悩むことも多いのかもしれません。

 

またしばらく顔を見せなかった女性が今週は、火曜、木曜、そして金曜と連続して参加されたり、熱心な方が増えています。


座禅は継続することで、その効果が実感できるようなものです。他にも久しぶりの2回目の参加なのに前の時よりも少し気持ちいい気がすると言われている方もいましたし、仕事が忙しくてなかなか来れない方がいらして、しばらく離れていると「金曜の夜、今頃座禅しているのだろうな・・・と気になってしまう、これは麻薬のようだ」と言われて皆で爆笑しました。


本来、座禅は毎日座るもので、会員は一日に一回は座禅することになっていますが、しばらく来られなくても、久しぶりに道場に来れば熱心な座禅の雰囲気に感化されるものです。


私自身も自宅で座るよりも、道場で座った方が数倍は深い座禅ができることを実感しています。ここには過去の先輩方が座禅の修行で苦労されてきた歴史(擇木道場は100周年です)から来る濃厚な雰囲気があり、ここにこそ本物の禅があると感じます。


逆に言えば道場を離れたところに本物の禅はなく、何十年も修行されたベテランならともかく、まだ禅の力がついていない数年しか修行していない者が陥りやすいのは、禅を言葉や知識として理解してしまい、大脳の記憶にしてしまうことなのです。


知識や言葉で理解すると禅ではなくなります。何をしても三昧になることができず、仕事も人生も中途半端な元の人に戻ってしまいます。これは公案が透らなくなることからてきめんにわかってしまいます。


座禅をせず、三昧にならず、禅がわかったような顔をすることを、人間禅では「禅学をするな!!」と言って強く戒めています(勉強するなという意味ではないですよ)。


こればっかりは道場に来て、その雰囲気の中に身を置いて、本物の禅を体得されたベテランの老居士、老禅子に会ってその話を聞き、参禅して老師に指導してもらい、その伝わってくるもので体得するしかないもので、言葉はその補助にすぎません。


道場に来ないと罰が当たる()などと宗教がかった迷信めいたことは、「神秘を語らず、迷信を説かず」と標榜している人間禅では言いません。


ですが、道場に来て座禅をする効果や、私がうるさく言う勉強会に参加せよと言う、その理由を明確に説明できるのは人間禅だけです。


お寺では座禅を広めようとは思っていないし、座禅の効果をわかりやすく説明しているところはありません。私が寡聞にして知らないだけで、なかにはあるかもしれませんが、それでも人間禅の道場ほど、座禅を真剣に一般の方に広めようと努力しているところはないと思います。


私自身が禅で救われたと思い、その効用を実感して、日常に応用できているので、その自負を持って私はこのホームページのシステムをほとんどボランティアで開発したのです(私はプロのシステムエンジニアです)。


先日は後輩が「禅の効用ははっきりあります」と強く断言していたので、とても頼もしく思い、私がやってきたことは間違っていないと確信しました。

人々に座禅を広めること・・・これは仕事人間だった私が、禅に出会った後、180度価値観が変わって人生が変わった今の私のライフワークなのです。


いろんな方が禅を求めてこられる擇木道場、是非あなたも「東京で夜一番遅い座禅会」にご参加ください。


注:ここで道場と言っているのは、必ずしも建物としての道場だけを指していません。禅では「直心是道場」と言いますから、志ある者が坐る時、どこでもそこは道場となるのです。

 

心印 拝



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擇木道場の心印です。


急に暖かくなった東京ですが、さくらも咲き始めているのでこの週末の日暮里、谷中墓地はお花見にちょうどいい時期だと思います。座禅会で一泊して土曜の朝、お花見などはいかがでしょうか?


★4月8日 夜は特別な勉強会になります!!

さて来週の4月8日の夜の座禅後の勉強会には、慧日庵笠倉玉渓老禅子(えにちあんかさくらぎょっけい)においで頂いてお話を聞く予定です。笠倉氏は学生の時から今まで○十年、人間禅で修行されてこられて現在は庵号(慧日庵というのが庵号になります)をとられている大先輩です。


いつもは私が勉強会をやりますが、来週は主にお釈迦様や禅の歴史、意義などをお話して頂く予定になっておりますので、来週は是非おいでください(今夜もおいでください)。


★本日は21時から東京で夜一番遅い座禅会&一泊座禅会です。

座禅会の後、老師の書かれた「禅の効用」を読んで勉強しています。

座禅は継続して座ることが大事ですが、自己流だと誤解に陥りやすく、正しい座禅をしているかどうかを知る勉強もまた大事なのです。


土曜の朝も、6時、7時と座禅会をやります。


宿泊することも可能です。

座禅会は300円、宿泊する場合は喜捨として1000円以上となっています。

途中参加もOKですし、金曜夜だけはスタッフが宿泊するので道場は0時頃まで開いています。お仕事が遅くなって座れないという方、遠方で帰れないという方は宿泊ください。

座禅が初めての方も親切に指導いたしますのでご安心ください。

初めての方は開始30分前に来ていただくようお願いします。


詳しくはこちら

http://takuboku.ningenzen.jp/modules/d3blog/details.php?bid=180


心印 拝

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