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擇木道場

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擇木ブログ - 20160202のエントリ

1月30日  女性部勉強会

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/2/2 3:22
      
天王寺さんの塀越しに 小粒の白梅が顔を覗かせてくれます。
暖冬予想が いつからか厳冬になっています。
このきりっとした寒さもいいです。
今だけですから・・・

平成24年10月から一宇庵小野円照老師の 『勝鬘夫人告白』 を
テキストにして始まった勉強会 当初は毎月でしたが 隔月になり 
今回は第26回目です。


今日のところ 総裁老師は
 禅では 人間の持つ欲情・欲望は無駄な物ではないと云う。
 人が本来持っている野性 これを暴れ馬とするなら 暴れ馬の
 脚力が無くなれば良いと云うものではなく 暴れ馬の上に乗った
 乗り手が両脚でピタッと馬を押さえる これが人間形成であり 
 孔子の言う 「心の欲するところに従って矩をこえず」 です。
と かみ砕いて云われます。

テキストでは
 生まれながらにして持っている無明住地の煩悩を断ずることが
 できるのは大乗仏教の空の悟り以外にない。
と書かれています。

自分の奥の奥にある 野性・暴れ馬 (無明住地の煩悩) を
乗りこなすには 毎日坐ること。
お線香1本分坐るのは 心地良い幸せな 贅沢なひと時です。


女性部座禅会は土曜朝9:30から毎週あります。
座禅の後 お抹茶を頂きます。
どうぞ坐りにいらして下さいませ。
お待ちしております。 
                
                     秋香


  (2月13日は道場の記念行事で女性部座禅会はお休みです)




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心印です。


今年で最初となる、東京で夜一番遅い参禅会を開催しました。

いつもは座禅会ですが、この日は参禅会となり、座禅の後半は老師への参禅を行います。


座禅の数息感は道力を養うと言って、集中力から三昧の力がついていく人間形成になります。座禅を始めてしばらくすると、ザワザワしていた心がだんだん落ち着いて来て、いろいろなこだわりや執着が雑念とともに落ちていき、落ち着いた自然の心を取り戻すことができるのです。


これに対して公案を用いた参禅修行(入室独参とも言う)は、道眼(どうげん)を開くと言って、公案を手掛かりにして、お釈迦様の悟りを追体験することにより、ダイナミックに視野が広がり、それまでの限界や制限、常識や価値観が実は勝手な思い込みであり、自分の可能性には限界がない、まさに自分の殻を破って成長するという人間形成になります。


数息観と公案の参禅、この2つの修行が人間禅にはあり、在家の人が、仕事や家庭を捨てずにお寺の専門僧堂と同じレベルの本格的な修行ができるのです。


出家するのではなく、在家のままと言うことは、仕事や家庭を持ちながら、さらに禅の苦労もするわけでそれは大変な道ではあるのですが、数息観だけでは解決できない、解決しても数年スパンの時間がかかってしまう問題があり、そういう問題意識を持つ方は参禅してほしいと思います。


私の場合は、仕事や家庭の人間関係に悩んで座禅を始めましたが、自分に問題があることがわかっており、それは数息観だけでは解決できないと思って、すぐに参禅を始めました。それは解決したとはなかなか言えないものの、以前よりはスムーズに物事が運ぶようになっていますし、何よりも問題の根源を公案によってつかめたことで、自分の心がそれに惑わされなくなりました。


公案と言うものは、なかなか歯が立たないものですが、何度も何度も老師の元へ行って個別の指導を受けることによりだんだんとわかってくるものです。


それは、噛めば噛むほど味が出ると言いますか、その深い妙味がわかってくるというもので、既に透った公案でも先に進んでから後から思い出すと、その時はわからなかったものが見えてきたりもするのです。つまり人間のレベルが禅によって上がると言うことだと思います。


この3日間に聞いた話で、自分より上の山の上から見る景色は見えないというのがありました。1合目にいる人は公案を始めたばかりの方で、2合目、3合目からどんな景色が見えるのかが想像もつかない、公案を透って2合目に来ると素晴らしい景色が見えるようになり、また1合目にいる人の事がよくわかるようになると。


公案の修行を登山になぞらえるのは昔からよく話に聞きます。例えば念仏の行は、山をぐるぐる回って、少しづつゆっくりと頂上を目指す歩きやすい道だとすれば、座禅は崖をロープをかけてよじ登っていくような直登コースで、一番時間が速いけれど一番苦労する道で、誰でもができるものではないというものです。


直登コースではありますが、人間禅の場合は在家でもできるように、途中にガイドさん(先達)や、引っ張り上げてくれる人(老師?)、あるいは担いでくれる人(道友)がいたりするところが違うでしょうね。


禅は本で読んだだけでは絶対にわからない、知識では計れない世界です。人から人へ文字でないもので伝えていくものです。


なのでどうしても道場で座ることが必要です。擇木道場には10年、20年、30年、40年と長年修行されてきた方がおられ、その場に自分を置くことで自分よりもレベルの高い人から受ける影響というものが人間形成になっていくのだと思います。


座禅による人間形成の道を志した方は、道場の中に一歩踏み込んでみて、その味を味わうために会員になることをお勧めします。お客様とスタッフでは禅の味わいや深さが違ってくると言うのが不思議なところですね。


今週末は通常の東京で夜一番遅い「座禅」会です。


土曜の夜からは一週間の摂心会(せっしんえ)に突入するので、その説明も勉強会でしたいと思います。摂心会や公案について詳しい話を聞きたい方は、金曜の夜の勉強会までご参加ください。


夜遅くて帰れないと言う方はお泊りも可能です。


心印 拝

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