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擇木ブログ - 20150120のエントリ

十牛図

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2015/1/20 0:05
                                                                                  杉山呼龍

火曜日の坐禅会では、坐禅の後の読書会で十牛図を始めた。

これは禅家においては特に重要な文献であり、 悟りを牛にたとえて十段階の牛の図を示し、それぞれに七言絶句  の賛が付けてあるものだ。                                                                               

著者は廓庵師遠(かくあんしおん)禅師。生没年は分かっていない。これが書かれたのは1150年ころと推定されている。

巷間十牛図に関する本は何種類も出されている。その中でも耕雲庵立田英山老大師のものは、特に優れていると思う。

その理由は、禅の修行の段階を明快に示し、はっきりと内容を説明しているからだ。

人間禅の修行の階梯は、入門したての地大級、見性した段階の水大級、見性

悟道の火大級、行解相応の風大級、見性了々底の空大級、さらに識大級、師家分上の7段階に分けられている。

これらの段階の詳しい説明は『人間形成と禅』(立田英山、平成16年新装第1版、人間禅教団出版部〔初版は昭和34年〕)に書かれている。

雑誌『人間禅』21号(昭和20年代のものと思う)に発表された老大師の「十牛図提唱」には、十牛図の十段階と人間禅の7段階の対応表が示されている。

これを見つけたときは重要なものを発見したと思った。

しかし、この対応表は、ご著書『十牛の図講話』(立田英山、昭和36年発行)には省略されている。

一般向けの著書には不適当と考えたためであろう。

人間禅のこのような修行階梯は僧侶の場合にはない。

この階梯は、人間禅において、おそらくその前身である両忘禅協会以来、修行者のはげみとなるよう設けられたものであろう。

これは禅の修行における大きな法財なのだと思う。


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