メインメニュー
ブログ カレンダー
« « 2019 9月 » »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 1 2 3 4 5
擇木道場

〒110-0001
東京都台東区
  谷中7-10-10
TEL 03-3823-7647

当直が座禅中や作務中は、電話には出られません。このホームページからお問い合わせお願いします(回答は夜以降になります)

検索
カテゴリ一覧

擇木ブログ - 20150107のエントリ

格差社会と禅の役割について

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2015/1/7 23:45
龍吟です。

今週末の1/9(金)に参禅会があります。まずはそのお知らせです。

今年最初の参禅会ですが、金曜日20時半から始まり、翌日午前中まで開催されます。

新年ですので、新たな気持ちでいらしていただければ幸いです。

さて、今日は年初なので、ちょっと真面目な社会問題から。

最近よくメディアに登場する話題として、格差社会とそこでの働き方があります。

フランスの経済学者ピケティの著書「21世紀の資本」がベストセラーになっています。とても分厚くて読めていないのですが、かいつまんでみると、長期的には資本収益率が経済成長率より大きくなるとのこと。つまり資本家に富の蓄積が進むことが、データにもとづき説明されています。

日本国内でも、もう数年前から正規雇用と非正規雇用の格差の問題は顕在化されています。厚生労働省の平成25年の統計では、正規雇用3,294万人に対して、非正規雇用1,906万人で、実に36.7%になっているとのことです。

賃金カーブとしては、50~54才でみると、正社員は時給ベースで2,421円ですが、同年齢の非正規社員では、時給ベースで1,106円であり、半分以下です。自分で選んだ働き方ならば良いのですが、厚生労働省の統計では、正社員として働く機会を得られなかった不本意非正規の割合が、全体で19.2%もあるとのことです。

また日本の貧困線は2012年で年収122万円とのことです。この貧困線に満たない世帯は16.1%です。つまり日本人の約6人に1人が貧困になっています。これはOECD加盟の30か国の中で、4番目に高い貧困率になっています。また一人親の世帯に限ってみると、54.6%が貧困になっており、同加盟国で最も悪い数字です。

日本は総中流で豊かな社会だというのは、もはや古きよき時代のことであり、諸外国と比較しても事実は正反対になってしまっています。

こうした社会の中で、仕事については、小さい時からの教育だったり、就職活動での会社の選び方によって、固定的に収入の層が決まってしまっています。昔は仕事の中で力を発揮して、高いポジションに上っていくこともできたことでしょう。しかし、現在の状況では、たとえば非正規の仕事の中で収入は固定化されてしまっている。

一方では、人気企業に就職し、社内で結婚して共働きといった場合、非正規のシングルマザー世帯の10倍以上の収入が得られる。これに親の支援を含めれば、ますます、富める人はさらに富み、そうでない人は孤立していくことになる。つらいのは、その格差が、親から子供に引き継がれるということです。


さて、このような社会を身近な状況であると踏まえた上で、私たちのお伝えしている禅がどのような貢献ができるか考えてみることは必要と思っております。

人間禅は在家禅として、社会とのつながりの中で生きていくことを選択しています。そのため、社会とのつながり抜きには考えられないものです。

こうした社会の中、私たちはどのように働き、生活していくべきでしょうか。そこには、私たちのおすすめする生き方として、正しく、楽しく、仲の良い共生できる社会の実現も含まれることでしょう。

今年一年、禅の役割、そして皆さまとのつながりを考えていきたいと思っております。


龍吟 拝
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (861)

七日正月の最後の日になりました。
昨年は 女性部座禅会に沢山の新しい方がみえました。
有難うございました。
この方といつも一緒に坐りたいと思う方たちが おいででした。
引き続き 毎回坐りに来て下さる方も、人間禅のメンバーになった方も
あります。
今は顔を見せない方も、家や何処かで、一日に10分・15分と坐ってみて下さい。
座禅は 足が痛い事以外は きっと役立つものです。

主婦業の私は、年末・年始と まともに坐れませんでした。
昨夜の火曜座禅会で 二炷香坐りましたが、なかなか集中出来ず
雑念を 慧日庵老禅子の言われた『小川』に流そうにも 小川が見つからず
二回の警策を頂いて 集中状態に入れたのは 終了直前!
‟毎日の座禅” が欠かせない事を 痛感しました。

1月10日(土)女性部座禅会は,参禅は無く 静坐と呈茶です。
新年の思いを新たに ご一緒に坐りましょう!!!
お待ち申し上げます。
                  秋香拝


  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (390)
最新のブログ記事