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擇木道場

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擇木ブログ - 20130825のエントリ

参加者 17人 (うち新到者 4人)


暑さも和らいだ日曜日の朝、日暮里の擇木道場では気持ち良い晩夏の風が、坐禅に参加された方々を迎えていました。

本日、はじめて道場にいらした方(新到者)は、旦那さまに勧められて禅に興味を持たれたという爽やかな女性の方と、ウェブで夢をテーマに情報発信をしているという礼儀正しい大学生サークルの方3名の合わせて4名がいらっしゃいました。

皆さん、禅に興味をもって来られたとのこと、本当にありがたいですね。


静坐のあとは二階の道場から一階の居間におりて、参加の皆様と恒例のお抹茶をいただきました。今日はじめてお茶をたてられた建築士のTさん、お見事でしたよ。

さて本日は龍泉支部長が市川道場での剣の稽古で留守でしたので、一行物の解説はお休み。その代わりに仰月庵老居士が両忘庵釈宗活老師の『亀鑑』をお話されました。

両忘庵釈宗活老師は、明治終わりから昭和の初めにかけて、両忘会(注)を主催され、田中大網居士からこの擇木道場の寄進を受けるとともに、在家の禅を全国に広めた方です。

『亀鑑』とは行動や判断の基準となるもの。憲法のようなものです。坐禅をする上での憲法。とても格調高いものですが、その一部を紹介しますと。

「功夫は須らく頭燃を救うが如く急切なるべし。精神を奮起し、
 片時も放遅すること莫れ。無理会の処に向かって究め来たり究め
 去り、究め究めて止まざれば、即ち心華発明して十方刹を照らん。」

功夫・・・工夫、鍛錬、努力
頭燃・・・頭髪に火がついて燃えはじめること。危急のたとえ。
無理会・・・「むりえ」と読みます。理屈抜きということ。大燈国師の一節引用。
十方刹・・・あらゆるところ。

このような心構えで坐禅に向かうことを示されております。とてもすごい覚悟と精神ですね。私なんか片時も放遅しないどころか、ゆるみっぱなし。

それでも、この道40年の仰月庵老居士に、長く禅をやっていく心得を聞くと、「できないことばかりだから、少しでも上達したいという気持ちが続けるモティベーションになった」とのこと。そういうものなのですね。

本日は9時20分に終わりました。


(注)明治の初め、山岡鉄舟、高橋泥舟、鳥尾得庵、中江兆民等の先覚者が鎌倉円覚寺の管長今北洪川禅師を拝請し、一般の人々を対象として始めた修禅の会


山内拝
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