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擇木ブログ - 盤珪禅師のうすひき歌

盤珪禅師のうすひき歌

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2019/6/15 20:37
 

白隠禅師の六十歳ほど先輩にあたる、播州網干(あぼし)の盤珪(ばんけい)禅師は、庶民にわかりやすく「不生禅」を説いたことで知られていますが、今日はその盤珪禅師の『うすひき歌』をご紹介します。白隠禅師も、念仏するいとまがあったらこれを唱えよと『主心御婆粉引歌』をあらわし、わが磨甎庵老師もそれに注釈されておりますが、わたしは、盤珪禅師のほうがわからやすく、また心に沁みるものを覚えます。

 

古くから、仏教の宗旨を仮名や和語で説くことはありましたが、禅の教えを都々逸の七七調でうたったのは盤珪禅師がはじめてだとおもいますし、白隠禅師も「不生の黙照禅」などと例のごとく批判しつつも、その良い点は取り入れたようです。

 

盤珪永琢禅師うすひき歌 (別名、本心歌)

 

不生不滅の本心なれば 地火風水はかりの宿

仮の火宅に心をとめて 我と燃やして身をこがす

夢と思へば浮世の中は 憂()きも辛きも無きものぢゃ

むかし思へば夕べの夢ぢゃ とかく世界は皆うそぢゃ

うその世界をまことのやうに 化かし化かさる化け物ぢゃ

いつか五欲を身に習はして それにならうて日をくらす

有為転変のわがなすことを 知らで迷うて身の贔屓(ひいき)

人に教へはもと無いものぢゃ 是非を争ふわが身なり

年は寄れども心は寄らず 常にかはらぬこの心

仏道修行つとめし後は 何も変りは得ぬものぞ

迷ひ悟りはもと無いものぢゃ 親も教へぬ習ひもの

奇妙不思議は一つも無いぞ 知らねば世界が皆不思議

後世のつとめもこの頃いやと 出入りの息のあり次第

悟ろ悟ろとこの頃せねば 朝の寝覚めも気が軽い

善きも悪しきも一つに丸め 紙に包んで捨てておけ

死んで世界に夜昼くらせ それで世界が手に入()るぞ

惜しや欲しやと思はぬ故に 今や世界がわが物ぢゃ

過去も未来も本心ばかり 心留()むより思ひきれ

心とめずば浮世もあらじ 峰の松風まつへ吹く

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