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擇木ブログ - 人生一生 酒一升 あるかと思えばもう空か

人生一生 酒一升 あるかと思えばもう空か

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2017/6/22 2:10
法照です。
 
「人生一生 酒一升 あるかと思えばもう空か」
 
いきなりですが…
どこかのお坊様が言われた言葉らしいですが。
沁みますね。特にもうすぐ誕生日の身には…
 
あれこれと悩んだり迷ったり苦しんだりしているうちに人生半世紀も過ぎ…(いや…、いいこともありましたよ)
「もう空…」というほどではないですが、だいぶ減りましたね。(笑)
 
苦労自慢ではないのですが、まあ、いろいろありました。
というか、今もいろいろありますが…
若い頃はいろいろあっても、「いつかなんとかなる!」とか「寝ちゃえば忘れる!」(笑)とか思っていれば何とかなったわけで、心の自然治癒力が高かったように思うのですが、歳を取るに従ってそういう力が衰えてくるようです。
若いうちは未来がたくさん残っているのでいつか変われるのでは、という期待でその日をやり過ごせるということでしょうか。
やり過ごせているうちはいいのですが、消耗が激しいとだんだんやり過ごせなくなっていきます。
激しいストレスにさらされたりすれば消耗も激しくなりますよね。消耗が激しければ歳を取っていなくてもやり過ごせなくなる人もいらっしゃるでしょう。
 
3年ほど前は、メンタル的にもひどい状態でかなり辛い時期でした。
そんな中で大きい病気をしてしまいました。
ICUに入って、「死んじゃうかも?!」と思ってドキドキしながら過ごしていましたが、幸い回復して退院することができました。
退院した日のことは今でもよく憶えています。
とてもよいお天気の日で、暑くもなく寒くもなく、よい日和でした。
病院を出て徒歩で駅まで向かいましたが、それがもう楽しくて仕方がないのです。
入院していた最初の頃は、トイレさえ自由に行けなくていちいち看護師を呼んで付き添ってもらわないと行けないような状況でした。
それがもう、晴天の中を自由に歩ける、それだけで本当に幸せな気持ちになるんです。
入院前に抱えていたメンタル面の問題はどこかに消えてなくなってしまったかのように。
でも、消えてなくなってはいないんですよね。
晴天の中、立ち止まって心の中を見つめてみれば、問題は問題としてやはり心の中にあるんです。
退院の喜びでイヤなことは忘れてしまっているということではなくて、ちゃんと心の中には問題は残っていて、明確に感じることができます。
でも、心の持ちようがかわると、問題の感じ方もガラッとかわるんです。
例えば子供の頃恐ろしかったものが、大人になって見ればそれがなぜ恐ろしかったのか不思議に思うような、そんな感覚でしょうか。
 
「なんだ、自分の心の問題だったのか!」
 
一言でいうとそういうことなんです。
問題が直接私の心を攻撃してくるわけではないんです。
問題が「恐ろしい」と受け止める私の心が私を攻撃してくるんです。
 
とはいえ、このいい状態がずっとは続かないな、という予感はありました。
今のこの心の状態は、危険な状態を越えて退院できた!という特殊な状況から来ているもので、この感動が薄れてくればもとに戻るだろうな、と感じていました。
今のこの状態を持続させて、なにか問題が起こっても受け止められるようにはなれないのか?
退院後、この答えをいろいろと探して、行き着いたのが禅だった訳です。
 
どうして禅なのか?というのは、私のレベルだと法(簡単に言うと仏の教えでしょうか)を説いてはいけないので、詳しくは書きませんが、上記の問題と心の関係などは、禅は明確に、そして理論的に答えてくれています。
「理論的に」という部分が私には重要でした。
なんだかわからないけど神を信じていればなんとかしてくれる!みたいなのは受け付けない体質なので…
 
そんなわけで人生半世紀あたりでまさかの禅の修行をしている訳です。
一升瓶が空になる前にどこまで修行がすすめられるかはわかりませんが。(苦笑)
 
 
「どうして禅なのか?」というお話は、6月24日に仏教講座がございますので、興味があれば受講してみてください。
「般若心経(1) ~心と身体はどこにある?~」ということで、般若心経についての講座になります。
 
修行歴35年以上の慧日庵笠倉玉溪老禅子がわかりやすく解説してくださいます。
 
仏教講座については下記をご覧ください。
 
 
7月1日~7月8日は摂心会といって禅の修行期間になります。
志ある方は一般の方でも正脈の師家に参じて修行ができます。
また、修行を体験してみたい、老師のお話しを聞いてみたいという方でも参加できます。
上記でも書いた心の状態を持続できるようになるためには、理論だけではダメで、修行を行って会得していく必要があります。
摂心会は特に重要な修行期間になります。
 
・詳細は下記のページをご覧ください。
・摂心会についての詳しい説明は以下をご覧ください。
 
 
法照 拝
 
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