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擇木ブログ - 買ってまでする苦労、なぜ参禅を続けるのか?

買ってまでする苦労、なぜ参禅を続けるのか?

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2017/2/10 8:06

昨夜の参禅のシーン(参禅する者は一人一人右端の鐘の前で待機)
 
心印です。
 
今週の擇木道場では摂心会(せっしんえ)が行われています。日曜までなので後、3日です。今夜の「東京で夜一番遅い座禅会」はin 摂心会ということで通常通り(時間は参禅とのかねあいがあり、ずれるかも?)行います。
 
参禅をしていない人からすると、道場に一週間も泊りこんで、何を好き好んで・・・という感じなのだろうと思われているでしょうけど、これはひとえに買ってまでする苦労ということで、実はやってる本人達は意外と苦労だとは思っていなくて、道場の人たちや摂心会だと遠方からこられる旧知の方もいて楽しいなということなのです。
 
でも、参禅(公案を用いた師家に入室独参による修行)を繰り返すのは確かに座禅も勉強もしなければいけないし、師家に参禅する時のプレッシャーも大きいですから、これは苦労だと言えます(道場では苦労とは言わず、骨を折ると言います)。
 
でもこれは人間を成長させたいという動機に他なりません。人間禅はもともと人間形成の禅を略したものですから、そこで行われる参禅修行は人間を成長させる目的があるのです。
 
座禅は数息観までやられている方が多いのですが、数息観だけで人間を成長させるのは、おそらくは10年単位の時間がかかると思います。もちろん数息観だけでも心が落ち着くとか、健康に良いとか、雑念が減る分、仕事が良くできるようになると言った効用はあるし、毎週、座禅後の勉強会ではその効用を強調しているのですが・・・人間を成長させる・・・という効用はそこには書かれていないのです。
参禅による人間を形成する、成長させるとは、もっとダイナミックな価値観や人生観の転換を伴うことがあります。これは人によって経験や個性によって違うので、全員に共通するとは言えないものの、私にとっては仕事にしか価値をおいていなかった人生観が大きく変わってしまうものでした。
 
また仕事にしか価値を見いだせなかったとは言え、座禅を始める5年前にそんなに仕事ができていたか?というと全然だめでした(今もだめかもしれませんが・・・)。
 
老師がこの前の面談の時、「良い仕事をするには、仕事のスキルじゃない、スキルはもちろん大事だけど、質の良い仕事は人間力なんだ」と言われておりました。
 
私もそう思います。SEですから技術力というスキルは当然持っているわけですが、それだけでは良い仕事はできない、スキルがないのは話になりませんが、スキルがあっても人間力がなければ、それを生かすことができないと感じています。
 
ここがいくらコンピューターが進化したとしても、機械には真似のできない部分だろうと思います。単純労働や、考えなくてもできる仕事はロボットやコンピューターに取ってかわられると思いますが、人間力が必要な仕事は必ず残りますし、お客様から選ばれる基準は今は見積もり金額の低い方だったりしますけど、そういう仕事しかしていないと、いずれ選ばれない時代がもう来ていると思います。
 
質の低い金額の安い仕事はおそらく日本人ではなく、安い海外の会社に取られます。日本人が行う仕事は質の高い、金額もそれなりに頂ける仕事ではないかと、それにはスキルはあって当たり前、プラスアルファ、人間力がお金を頂ける価値になる時代になると思います。
 
摂心会は日曜までやっているので、気になった方は是非ご参加ください。
 
心印 拝
 
 
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