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擇木ブログ - 来月は禅フロンティア

来月は禅フロンティア

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/10/26 22:29
法照です。
 人間禅では2ヶ月に1度、擇木禅セミナーを開催しています。
 次回は11月25日から3日間行われます。
 その中で、11月26日に禅フロンティアという講演会があって、海上自衛隊の幕僚長である杉本正彦氏をお迎えして『「海上自衛隊の人間教育」と「禅」』ということでお送りいたします。
 詳しくは下記のURLをご参照ください。(予約ページにも進めます)
 ということで、今回のブログは自衛隊で思い出した話があるので書いてみようかと思います。
 自衛隊の活動の一つに災害派遣というのがあります。
 「国民の生命と財産を守る」ということで重要な活動で、ニュースなどでもその様子はよく目にすると思います。
 だいぶ昔の水害のときの話ですが、川が決壊しそうだということで自衛隊が派遣され、地元の住民と分担して土嚢を積み上げる作業を行っていたときの話です。
 住民の方は、自分の家が浸水しては大変なので、休む間も惜しんで必死に土嚢を積み上げていきます。
 ところが、自衛隊の隊員達は、ある程度作業しては休み、また作業しては休み、という繰り返しを一定の間隔で行います。
 それを見た住民達は「こちらは休む間も惜しんで必死にやってるのに、彼らは自分の事じゃないから休んでばかりで必死さが足りない。」というように見えたそうです。
 住民達は、そう思いながらも作業を続けていきますが、時間がたつにつれて疲労で一人、また一人と動けなくなっていきます。
 一方の自衛隊員達は、休みを取りながらも黙々と作業を続けていきます。
 結局、住民達はスタミナ切れで動けなくなる中、自衛隊員たちが黙々と土嚢を積み上げて作業を完了させたということでした。
 人間というのは、ついつい感情に流されます。
 感情は大切な物ですから、持っていていいのですが、問題は流されてしまうことです。
 恐怖心、不安感といったものは正常な判断力を奪ってしまいます。
 怖いと、ついつい無理をして何とかしようと頑張りすぎてしまうのは日常の生活の中でもあることではないでしょうか?
 自衛官達にも情はあります。
 「国民の生命と財産を守る」という使命を持って活動していらっしゃる方々ですから、人一倍情には厚いのではないでしょうか。
 東日本大震災の時の自衛隊の方々の献身的な活動を見ても、情に厚さが伝わってくるように感じました。
 しかし、彼らは日々の訓練で、ただ情に流されるのではなく、自分たちが今、どういう行動をとれば最善であるかをよくわかって行動していると思います。
 だから、休むべき時には休み、動くべき時には動いて最善の行動をとることができるのだと思います。
 この話は禅にも通じるところがあると思います。
 禅も、過去や未来には流されず、「今ここ」を大事にします。
 過ぎ去って変えられない過去を悔やんだり、まだやってこない未来を必要以上に思い悩むことなく、今に集中する。
 修行を積めば「今なにをするべきか」、そんな判断を過去、未来に流されることなく判断できるようになっていきます。
 ですから、自衛隊の方々がどういった教育や訓練を行って、そういった精神を鍛えていらっしゃるのかは大変興味のあるところです。
 禅と共通するところ、あるいは禅とは違う新しいアプローチを見いだすことができるのではないかと期待しています。
 一般の皆様にとっても興味深い内容ではないでしょうか?
 きっと今回の講演は得るものがあるのではないかと思います。
 一人でも多くの方の参加をお待ちしております。
合掌
法照 拝
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