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擇木道場

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擇木ブログ - RE: 啓蟄ですね

RE: 啓蟄ですね

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2016/3/9 15:01

 昨年11月に植えた、ベランダの小さな紫と黄色のビオラの花が、鉢からこぼれ落ちそうに咲いています。時折、メジロがやってきてオレンジ色のパンジーをポイと引きちぎってまき散らしてゆきます。決まって私が不在のときのことで、私はいつも哀しく、腹が立ってしまいます。日暮里の擇木道場へ向かういつもの小道には、大きなトラ猫が人を恐れず、のっしのっしと横切って歩いたり、先日などは、道端に寝そべって、私が近づくとごろりごろりと寝転がって甘えてきました。そう云えば、今日は啓蟄。草や木も鳥も、総てが、春の訪れを感じてか、大きな伸びをしているようです。
 
     「春なれや 名もなき山の 朝霞」(芭蕉)
 
   大阪で生まれ育った私は、東大寺二月堂のお水取りが終わらないと、本格的な春は来ないと教えられてきたので、まだ油断するな、寒波の襲来もあるぞと、春寒に備える用心癖があります。そのお水取りも、3月14日の勇壮な「おたいまつ」の火祭りをもって終わりです。やれやれ、もう安心です。もうその後ろに春があって、桜の花もあっと云う間に、咲くことでしょう。
 
   木曜日朝の耳順会や、土曜日の女性部の静座会には、会社の人間関係や親族血縁の人間関係に心疲れた方が多々通ってこられ、薄茶をいただきながらぽつぽつと心の内をお話されます。そんなとき、吸う息吐く息を数える数息観に集中してこころと身体をただ繋げて静かに坐っている内に、心身ともに穏やかになる日がくるように思われると、いつの間にか私の貧しい体験をも打ち明けて話しています。今日はふと、29歳で他界した大正時代の夭折の詩人、八木重吉の詩を思い出したので、ここに引用してみました。
 
            草にすわる
     わたしのまちがいだった
     わたしの まちがいだった
     こうして 草にすわれば それがわかる 
 
擇木道場で静かに坐ってみましょう。 (慈照)

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