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擇木ブログ - 座禅が効く:死と禅の話

座禅が効く:死と禅の話

カテゴリ : 
座禅ブログ
執筆 : 
擇木道場 2015/1/29 14:57
心印です。 
 
先日の禅フロンティアでのテーマは「死と禅」でした。
 
仏教は死後の世界やあの世があると言う古臭い教えだと誤解されるむきもあるのですが、本来、仏教は死んだ人ではなく、生きている人を対象としているので、死後の世界については言っていないのです。
 
高額のお布施をするとご先祖の中から守護霊になる霊を育ててくれる(?)とか、ご先祖様を粗末にすると祟ると言うのは仏教の教えではありません。
 
人間禅でも高額なお布施をすると、地位が偉くなるとか、進級できるわけではありません(笑) 道場の運営費や新しく建物を建てる時など喜捨という考え方はありますが、それをお布施とは言わないですね。
 
日本では葬式を行うのが仏教のお寺ですし、浄土系の宗派が「南無阿弥陀仏」と唱えると、死んだ後、極楽に往生できると説いてきたので、そう思われてしまっていますが、江戸時代の素朴な人ならともかく、科学が発達した現代人に地獄や極楽は通用しません。
 
これは「南無阿弥陀仏」を唱えさせるための方便で、禅で言えば数息観のようなもの。極楽もあの世ではなく、この世のことなのですが、伝統的な仏教のお寺では、昔からそう説いてきたのですぐに変えられるものではないようです。
 
それでも科学の時代に禅に興味を持つ方がいて、擇木道場に座禅しに来られる方が増えているのは、禅は科学と矛盾しない、生きている「今ここ」が即、座禅で極楽(・・・とは言いませんが)に変わるからなのです。
 
特に公案の修行で見性すると、山川草木悉皆成仏(さんせんそうもくしっかいじょうぶつ)、この大自然では全てのものが成仏している、大いなる命とでも呼べるようなものがあって、自分はその一部で、縁によって生かされているのだと実感できます。
 
縁によって生まれ、縁によって死んだらその中に帰る(のかな?)だけのこと。それが先の禅フロンティアで思ったことです。
 
禅をしていない方には実感できないことなのですが、それでも花を見て「きれいだ」とか「美しい」と言葉が出る前に見とれた経験があれば舟洞 真如、そこに手がかりがあります。
 
日本人には美しい四季のある大自然の中で育んできたメンタルがあります。欧米人にはうるさいだけの蝉の鳴き声にも夏の季節を感じられるのが日本人。
 
こういう話ならいくらでもできるので、何かを感じたら擇木道場に座禅をしに来られませんか? 明日の夜は久々の通常の座禅会なのでじっくり落ち着いて座ることができるでしょう。
 
心印 拝
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