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ニュース : 第66回禅フロンティア「儒教のイロハ」と「禅」のご案内
投稿者 : 擇木道場 on 2018-08-06 23:04:59 (125 アクセス)

 平成30年9月8日(土)第66回

「儒教のイロハ」と「禅」

イロハといえども本格的。東アジアに巨大な影響を与えた思想を学ぼう。
 
 今中国では、文革で一旦は排斥された儒教が再評価され、義務教育に組み込まれたり大学に付属する形で世界に700校もの孔子学院が設置されるなど、中国文化の軸として世界に発信されつつある。要は現代における儒教は、古めかしいものではなく現行の話、なのである。
前回の禅フロンティアでは「西郷隆盛」を取り上げたが、彼の思想は若い頃学んだ陽明学(儒教の一派)と禅にあったと言われている。西郷に見られるように、明治維新頃までの日本人は、心に軸をはっきりと持っていた。現代人は経済活動に忙しく、自己の軸になる学びを生活の中心に置くことがなくなってしまったようだが、鎌倉武士は禅、江戸時代になると朱子学、そして陽明学と禅、というように、かつての日本人は学問と心を練る実践を2本立てにして人間を磨いていくことを務めと受けとめ、まっすぐに努力していたのである。それが何だったのかを知るには、やはり儒教を知らなければわからないところがある。
実は人間禅において、儒教とは浅からぬ縁にある。140年前に人間禅の前身である「両忘会」を指導された円覚寺の今北洪川禅師は江戸時代末期の元儒者であった。しかし学問として以上に実際に「浩然の気」を真に行じたいと願われ出家されたのだった。そして激しい修行の末、悟りの立場から儒禅一如の境地を『禅海一瀾』として著されたのである。在家への禅の普及に大きな足跡を残された老師の思想の根幹に、禅と儒教の融合があったことは貴重な事実である。
孔子がこの世に出てから2500年、今回はその思想の核を時代の変遷と共に体系的に学ぶ試みです。

フォーラムの後は、座禅の時間も設けてあります。人間禅の師家(老師)に直接「禅の話」を聞く時間も用意してありますので、関心のある方はご参加ください。
*本間次彦氏 明治大学政治経済学部/大学院教養デザイン研究科教授。専門は中国前近代思想。
『コスモロギア 天・化・時』(共著、法政大学出版局、2015年)、『人ならぬもの 鬼・禽獣・石』(同上)、B.A.エルマン『哲学から文献学へ―後期帝政中国における社会と知の変動』(共訳、知泉書房、2014年)他

【時間】 <受付>午後 2:00  
<フォーラム>午後 2:30~4:15
  <座禅>午後 4:30~6:00  (老師と面談の時間もあります) *途中退席可
【費用】 2,000円 ※初めて座禅をされる方は指導料として別途500円
【場所】 人間禅擇木道場 日暮里駅南口徒歩3分
〒110-0001 東京都台東区谷中7-10-10 TEL:03-3823-7647 FAX:03-5815-5921
【連絡先】 笠倉玉溪  PCアドレス natsu@kxe.biglobe.ne.jp

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